'ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 千葉 vs 名古屋(J's GOAL)'
自らハードワークするだけでなく、存在そのものが攻守に安定感を与える。
そこまで言っても言い過ぎではないくらい中村直志は欠かせない存在だ。
ピクシーグランパスにおける中村直志の"商品価値"が改めて示された試合だった。
いかにもカップ戦ノックアウトラウンドのアウェイ戦という試合だった。アタッキングサード手前での連携の悪さからのパスミス、増川の足元の不安定さ、相変わらずのセットプレーのマークの甘さ、5月の試合から良く見られるミドルレンジからシュートを自由に打たせている点など課題が散見された。
しかしこれまでなかなか取れなかったセットプレーからゴールを奪えたことは非常に大きい。しかもFKからは初めてではないか。そして何より中段明けのリーグ戦で大敗した直後の試合で完封して勝てたこと、アウェイで勝利したことが大きい。
次は中二日で過去未勝利の魔境へ乗り込んでの試合だが、長いオフを取ったのだから、言い訳は一切聞きたくない。勝利あるのみ!そして序盤戦のような観客をわくわくさせるサッカーを取り戻して欲しい!!!