2年目を迎えたBリーグはレギュラーシーズン60試合を終えて、本日からポストシーズンが始まった。
本日の当ブログは明日・明後日おこなれるB1のチャンピオンシップクォーターファイナルの展望とSF進出チーム予想をおこなっていく。
対戦カードは以下の通り。
1カードずつ分析していきたい。
各チームの特徴を表すキャッチコピーを四字熟語でつけてみたので、そこへの評価もお願いします(笑)
〇変態(が)破壊 シーホース三河VS激守突攻 栃木ブレックス
平均得点数がB1トップの三河と平均失点数がB1・3位の栃木による盾と矛の対決。
4月以降狩俣、松井の貢献度の高さが目立つ三河の優位は揺るぎないだろう。
最終節では村上、シムズも特長を発揮し、CSに向けて戦力が整ってきた。
栃木としては点の取り合いでは分が悪い。
持ち味の約束事が徹底された激しいディフェンスを40分続けたうえでファール数は抑えたい。
今季開幕戦のように桜木を抑えることが出来ればチャンスはある。
桜木を抑えるにはインサイドプレーヤーはファール覚悟のプレーも時には必要となってくる。
また今季成功率が下がっている3ptシュートを要所で決めていかなければ主導権は握れない。
キーマンは橋本、喜多川。
とは言いつつ、三河が連勝でSF進出と予想している。
ピック&ロールを軸としたオフェンスと1on1で守り切ることを基本としたディフェンスで大崩れしないバスケスタイルの東京とFT獲得率1位が示す通り全員が常に仕掛ける姿勢を持っている泥臭いスタイルが信条の京都。
東京は重量級センターがいるチームを苦手としており、やりづらい相手かと思ったが、超重量級スミスの出場停止は大きすぎる痛手。
馬場が復帰し、速い展開が増え、田中をPG起用するなど選手起用に幅が広がり、ディフェンス強度も上がっている東京に死角は見当たず、QF4カードの中で一番堅いと見ている。
京都は最終節欠場の新人王最有力候補伊藤がオフェンスに緩急をつけるとともに、オン2のクォーターでマブンガがウィリアムズのところをスピードのミスマッチで攻めたいところだ。
東京に勝てるだけの力を充分に備えているチームだが、スミスの出場停止はあまりにも痛い。
SFは刈谷で三河対東京という私にとっては理想的なカードであるw
〇光速一撃 千葉ジェッツVS総力団結 川崎ブレイブサンダース
QF最注目カードではないか。今季対戦は3勝3敗と五分五分。
千葉にはホームアドバンテージがあり、また石井が調子を上げているのは大きいが、ファジーカスが日本国籍取得により帰化選手で
使えるという代え難いメリットがある川崎の方が有利だろう。
ファジーカスがファールトラブルに陥っても、対策を打たれて機能不全に陥ってもアマンドソンがいる。鎌田、野本もいる
これは大きなアドバンテージだ。野本を3番で使えば小野対策も出来る。
千葉はファストブレイクからの得点など速い展開を増やし、ファジーカス、辻を消耗させたいところ。
西村、チェンバースの活躍がカギを握るだろうが、一番予想が難しいカードだが、川崎は昨季天皇杯、Bリーグとも準優勝。さらに旧リーグ時代から長年支えてきた東芝のチームとして戦う最後のシーズン。
どのチームよりも想いは強いだろう。
3戦目突入は必至だろうが、川崎が押し切ると予想する。
〇堅守遅攻 琉球ゴールデンキングスVS乱守魅攻 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
平均失点数リーグ1位の琉球はオフェンスではショットクロック残り4秒を切ってからのシュートが一番多いチームらしい。
↑佐々木クリス氏のコートサイド情報より(笑)
名古屋は一度防波堤が決壊すると食い止められない脆さはあるが、若さを前面に押し出したトランジションバスケが持ち味。
こちらも盾と矛の対決と言えるかもしれない。
琉球には説明不要のホームコートアドバンテージがあり、接戦時・3戦目までもつれる展開になっても圧倒的に有利だ。
激しいディフェンスを信条とするが故ファールがかさみ、特に替えの利かないインサイドプレーヤーがファールトラブルに陥ると苦しくなる。
ここさえ克服できれば琉球の勝ち上がりだろう。実際昨秋に4回対戦しているが、すべて琉球が勝利。
名古屋としてはオフェンスでもディフェンスでもきれいにやろうとしすぎてリバウンドが拾えない・ターンオーバーとなってしまいがちな傾向があるが、泥臭さも出していけばチャンスがないわけではない。
※私としては名古屋、川崎がともに勝ち上がればSFは愛知県内で2カード観られるのでひそかに名古屋には期待している。
と展望・予想はしてみましたが、とにもかくも楽しみな3週間が始まります!
それぞれのプレーオフライフを楽しみましょう!!