3x3女子代表活動まとめ

先日も当ブログで取り上げた通り、アジアカップでは3位だった日本代表。

その後も3×3ではいくつかの大会が行われた。

結果は以下の通り。

〇ウーマンズシリーズ:準優勝

U23 ネーションズリーグ:1日目グループステージ敗退、2日目ベスト4

〇U18ワールドカップ:準々決勝進出

5人制A代表の強化合宿から外れた三好選手、内野選手、奥山選手にアジアカップでも鮮烈な印象を残した篠崎選手の4名で挑んだウーマンズシリーズ。

皆魅力選手ばかりだが、即席チーム感は否めず、グループステージではちぐはぐな戦いだった。

レギュレーションの妙で決勝Tに進むと、Wリーグで経験豊富な3選手とスーパールーキー奥山選手の個性が融合し、真価を発揮し始めた。

アジアカップでの3×3経験を活かし、リーダーシップを取り、自らも果敢に仕掛けた篠崎選手。

1本のロングシュートで流れを手繰り寄せるトヨタでのプレーを出せるようになった三好選手。

グループステージでは遠慮気味だったが、臆せず外のシュートを打ち、ディフェンス面での貢献度も高かった奥山選手。

リバウンド、ルーズボールなど泥臭く貢献した内野選手。

適応力がすさまじく高い天才たちの集まりです。

正直グループステージ見た時は、こんな即席チームで出る意味あるのかよっ!と思ったが、逆境を力に変えられるのが本当に天才なのでしょう。

ただこの天才たちでも5人制A代表のメンバーから漏れてしまうわけで、そう考えると気軽に女子バスケ見られない←見るけどw

ワールドカップや五輪に出場するには何やらルールがある模様。

それもあってかウーマンズシリーズのメンバーがこのあと開催されるワールドカップには選ばれてないが、篠崎選手や三好選手らが3×3代表で活躍する姿をまた見たい。

U23ネーションズリーグも即席チームのようだったが、直前で山本選手が出場を取りやめて、北川選手に変更。

さらに1試合目開始すぐで高原選手が負傷し、3人での試合を強いられ、苦しい戦いとなった。

2日目は野口選手が加わり、体制を整えられたが、4選手中2選手が2ptシュートを不得手とするメンバー構成では限界があったのではないか。

U18ワールドカップはこの春高校を卒業したばかりの4選手での構成。

前述のネーションズリーグに急遽出場した北川選手、野口選手の疲労が心配だったが、北川選手に関してはなんのこっちゃでした。

獅子奮迅の活躍ぶりで、北川選手にボールが渡れば決めてくれるといっても過言ではないくらいの安心感があった。

一方野口選手は特に準々決勝ではドライブに力強さがなく、外からシュートを放ってもエアボールが多く、チームの敗退以上に野口選手のコンディションが気掛かりだ。

また清水選手、鈴木選手含めて、良く言えば動じない・落ち着いているといった感じだが、若さ・元気の良さがあまり感じられなかったのは気になった。

ジェネレーションギャップと言われればそれまでだが(笑)、4選手のうち1人でもステファニー選手のようなキャラがいればシーソーゲームの末にオーバータイムで敗れた準々決勝も乗り越えられたかもしれないと思ってしまった。

これらの活動を経て、6/6からチェコでの合宿が始まっているようだ。

2019 年度 3×3 バスケットボール 男女日本代表チーム チェコ遠征 メンバー発表

伊集選手、宮下選手、ステファニー選手、栗林選手がW杯メンバーに選ばれている。

先日のアジアカップに出場した2人と昨秋のU23W杯に出場した2人の混成軍のようなチームになった。

山本選手、田中選手、西岡選手はネーションズリーグに出場するのだろうか。

高原選手の怪我の具合は気になるが山本選手は大事には至らなかったようでまずは一安心。

ただネーションズリーグに出場するにしてもあと1人必要で、誰が加わるのか気になるところですね。

Wリーグのオフは長ーいですが、こうして3×3にウチの子(←)やその他好きな選手が出ているので、なんだかんだ年中バスケを楽しめている気がする。

JBAから何のアナウンスもなかった謎の大会も行われていたようだ(笑)

W杯が待ち遠しい。