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— 日本バスケットボール協会(JBA) (@JAPANBASKETBALL) August 24, 2019
格上のドイツを破るアップセットを果たした日本代表👏🇯🇵
第4Qから試合終了までの大逆転劇をまとめました😤#JAPANMADNESS#AkatsukiFive #FIBAWC #JapanGotGame pic.twitter.com/Ah28gVH4Js
先週末日本バスケ界では明るい話題に包まれた。
5人制男子代表はさいたまスーパーアリーナに18,000人を超える大観衆の下で格上ドイツに勝利。
8月に行われた強化試合5試合の結果は2勝3敗と負け越したが、チュニジア戦では篠山選手、八村選手が欠場、ファジーカス選手のプレータイムも抑える中で手に汗握る熱戦を演じた。
最終Q 残り34.6秒...ここで比江島ステップ!!!
— 日本バスケットボール協会(JBA) (@JAPANBASKETBALL) August 25, 2019
#6 比江島がドライブを沈め、再び同点に!🎌
会場のボルテージはMAXに🔥🔥🔥@Hiejima_m6
📺BS朝日で生放送中
📱バスケットLIVEでライブ配信中#JAPANMADNESS#AkatsukiFive#FIBAWC 特設WEB
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実力、人気とも進化していることを間違いない。
ワールドカップは厳しい戦いになるとは思うが、グループステージでの1勝が現実的な目標だろうか。
東京五輪に向けて期待感を抱かせるような戦いが見たいものだ。
女子代表も同会場でチャイニーズ・タイペイと戦い、4連覇がかかるアジアカップに向けて強化が進んでいることを示せた。
相手は正直なところ格下で2連勝は当然といえば当然だが、男子の試合のあとに開催したことにより多くの観客に観てもらうことができた。
「このあとの女子代表戦も、皆さん一緒に応援しましょう!」
— 日本バスケットボール協会(JBA) (@JAPANBASKETBALL) August 24, 2019
本日大活躍の#12 渡邊 雄太からファンの方々へメッセージ🇯🇵✨@wacchi1013#三井不動産カップ#JAPANMADNESS#AkatsukiFive pic.twitter.com/DpLwCM9nkI
渡嘉敷選手が渡邊雄太選手に「試合後のインタビューで女子の試合も見てほしい」旨お願いしたそうだが、男女の代表選手がそういうコミュニケーションを取れる仲であること・そしてそれを実践してくれることが試合の結果や内容よりも何よりも嬉しかった。
私はサッカー、バレーボールも興味あるが、選手間のそういう間柄はあまり見聞きしない。
ファンも渡邊選手やラマスヘッドコーチの呼びかけに応じてくれたのか最初から観ようと思ってたのか分からないが、女子の試合終了時も多くの方が観戦されていた。
Bリーグ開幕後では初の男女代表戦共催となったが、女子バスケを知るきっかけともなったと思う。
こういうスポーツって他になかなかないのではないだろうか。
日本バスケの文化として定着していってほしい。
続々と吉報が届くバスケットボール日本代表!#AkatsukiFive 男女日本代表が勝利し、昨日は3×3 女子日本代表B (U23) が金メダルを獲得。
— 日本バスケットボール協会(JBA) (@JAPANBASKETBALL) August 24, 2019
そして本日行われた「FIBA 3×3 U18アジアカップ2019」でも3x3 U18男子日本代表が『🏆優勝』、同女子日本代表も「準優勝」しメダル獲得!!
おめでとうございます🎊 pic.twitter.com/CYRCeGOcyc
明るい話題は5人制だけに留まらない。
3x3のU18アジアカップでは男子が優勝、女子は準優勝と結果を出した。
既にウインターカップなどで活躍している高校生や大学1年生が出場したが、特に男子の市川真人選手(静岡学園高)、横地聖真選手(福岡大大濠高)、女子の安江沙碧梨選手(岐阜女子高→日本体育大)は数年後5人制のA代表に名を連ねてくるであろう実力者だと思う。
市川選手は2m超えのセンタープレーヤーでありながら、日本人のこの年代にありがちな華奢さはなく、体が出来上がっている。
それでいて柔らかいアウトサイドシュートも併せ持つ。
横地選手は日本人とガーナ人のミックスで、アフリカ系特有の屈強さを活かしたドライブが持ち味で、高校ではPGにも挑戦するなど期待されている選手だ。
安江選手は高校3年時に急成長した選手とのこと。基本に忠実なフォームでクイックリリースから放たれるアウトサイドシュートは美しいの一言。
今大会の得点王にも輝いたが、ディフェンス力も高く、先月の5人制U19ワールドカップのメンバーに選ばれなかったことが不思議なくらいだ。
今後は5人制にしろ3×3にしろより上のステージで見たい選手。
とここまでは話題になったこと・ご存知の方も多いであろう選手たちの話。
私が今回メインで取り上げるのは3×3の女子大会ウーマンズシリーズだ。
「FIBA 3×3 ウーマンズシリーズ 2019 雄安大会」 3×3 女子日本代表B (U23) が中国を破り、金メダル獲得 ― 準決勝で中国に敗れた女子日本代表Aは4位に ― (JBA公式HP)
U23日本チームが優勝!!🙌㊗️🎉 #3x3WS#西岡里紗 (三菱電機)#田中真美子 (富士通)#山本麻衣 (トヨタ自動車)#宮下希保 (アイシンAW)
— W LEAGUE(Wリーグ) (@wjbl_official) August 23, 2019
※画面左から https://t.co/TMW3JmexaM
Bチームが優勝し、5人制日本代表経験者が揃ったAチームが4位という逆転現象が起きたが、Bチームは今大会出場の8選手の中で一番3x3経験豊富な山本選手が中心となり、3x3らしいバスケを展開できていた。
他の3選手の特長を引き出し、ボールムーブメントを増やし、機を見て山本選手と宮下選手のドライブで得点を重ねた。
田中選手、西岡選手はアウトサイドシュートが不得手で、グルーブステージで敗れた際は攻め手を欠いたが、決勝Tでは2選手がペイントエリアでの強さを発揮できた。
Yamamoto 🇯🇵 dishing dimes like @S10Bird 😎🔥#3x3WS pic.twitter.com/SpuUNz4m1X
— FIBA3x3 (@FIBA3x3) August 22, 2019
The game doesn't end until the buzzer rings 🇯🇵🇯🇵#3x3Ws pic.twitter.com/vlEhP80B0t
— FIBA3x3 (@FIBA3x3) August 22, 2019
よく見て!
— 西岡里紗 (@nishiokarisa15) August 23, 2019
まみこだよ😂😂😂☝️@manamamu14 https://t.co/nDk1gwOxRD
Aチームは一言で3x3経験の不足。
ドライブで打開できる選手が揃っており、4選手ともアウトサイドシュートを難なく打てる。
練習量が充分でなく連携面にも問題はあっただろうが、個の能力が高い故にそこに頼ってしまったのかもしれない。
シュート力ある選手が揃っているようで、実際は2ptシュートのアテンプトは決して多くなかった。
選手同士で解決していかなくてはならない3×3においてフロアリーダー不在で、2ptシュートのアテンプトを増やす策を見出すことも出来なかった。
🇯🇵 @siiiiiii8 with the stylish finish 👌 #3x3WS pic.twitter.com/aV0XV5LUlX
— FIBA3x3 (@FIBA3x3) August 22, 2019
今後もウーマンズシリーズは続き、9月1週目のモントリオール大会にも出場するようだ。
さらには9月3週目には東京大会があるようで、こちらにも当然参加するだろう。
(東京大会の概要が全く分からないのは困りものだが...)
今後も2チーム参加するのかは分からないが、東京五輪に開催国枠で出場するには国としてポイントを稼ぐことが求められている。
(この辺りの詳細はTOKYODIMEのHPやTwitterご覧ください 笑)
なので2チーム体制を続ける可能性は高いと思う。
5人制での代表経験者が揃うAチームが後塵を拝し続けるわけにはいかず、日本チーム内でのサバイバルレースが繰り広げられていくことだろう。
ウーマンズシリーズなどFIBA管轄の3×3大会はYouTubeで無料で視聴することが出来る。
是非3×3にも注目してほしい。
最後に。
ダンさん最高〜🤣🤣
— 中田珠未 (@tmm_n33) August 25, 2019
会場の盛り上がりも最高でした!
あんなに大勢の方の前でバスケットができて、すごく楽しかったです!
とてもいい経験になりました。
応援ありがとうございました😌 https://t.co/kxtb0sHp8i
さいたまスーパーアリーナという大きなハコで男女共催で強化試合を行なえて、女子もいまだかつてない大観衆に見守られながら戦うことが出来た。
それをブームで、思い出で終わらせず、国内リーグの競技力・人気向上に繋げていくかが今後1~2年で求められる。
サッカーワールドカップで自国開催したからといってそれがJリーグの人気にはそこまでつながらなかった。
バスケは男子に関してはNBA組に依るところが大きく、Bリーグからスターを輩出することが求められる。
また人気チームはアリーナがキャパオーバー状態になりつつあり、新規客の入り込む余地がほとんどない。
女子は試合数が少なく、外国籍選手の登録もできず、国内リーグの中での代表常連クラスがどうスキルアップしていく課題がある。
また企業チーム主体で、興行として弱く、多くの方が楽しめるものになっていない。
まずはリーグ・各チームが多くの方に見てもらうことを意識した取り組みをしていかなくてはならない
そして早期にリーグ構造の抜本的な改革を実行できなければ、存続も危ういというくらいの危機感が必要だ。
バスケットボールほど男女とも競技人口が多く、スピーディーな試合展開で魅力があるスポーツをブームで終わらせてはならない。
JBAの本気が試される。