#AkatsukiFive 女子日本代表 #FIBAAsiaCupWomen
— 日本バスケットボール協会(JBA) (@JAPANBASKETBALL) September 30, 2019
FIBA女子アジアカップ:決勝[日本 71-68 中国]4連覇達成!
「信じられなかったですが、本当に感無量」MVP本橋菜子選手https://t.co/ljlDJKow30
🏀10月4日(金)よりWリーグ開幕🎊https://t.co/CFSpdlTQvU pic.twitter.com/ULtOh4qsGD
🇯🇵@JAPANBASKETBALL clinch a very impressive win over @BasketballAus 🇦🇺 and they are off to the #FIBAAsiaCupWomen FINAL 🏆🏅
— FIBA (@FIBA) September 28, 2019
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Another 5-star #FIBAAsiaCupWomen Final, another 🇯🇵@JAPANBASKETBALL victory! 🏆🏅 pic.twitter.com/9R4xJ8m4Wa
— FIBA (@FIBA) September 29, 2019
とてつもない偉業である。
チーム力の高さを証明
本橋選手が大会MVPに選ばれたが、全5試合ベンチスタートだった。
宮澤選手もベスト5に選ばれたが、発熱により初戦のインド戦を欠場していた。
この2つの事実が日本のチーム力の高さを証明しているのではないだろうか。
本橋選手が思い切ってプレー出来たのはミスが少なく安心感のある町田選手がスターターとしてゲームを作り、バトンを繋いだから。
(タイプの違う2人の使い分けにより、相手チームとしても守りづらかったことだろう)
2Q残り4分ほどのところで本橋選手のドライブは圧巻。相手の大柄な選手2人にスクリーンをかけにいってる林選手の動きも見逃せない。
— 車屋ガルシア🚗🦌 #バスケ日本一丸 @VAMOS🔥 (@LI_Garcia_10) September 28, 2019
男子ワールドカップ後に篠山選手が言っていた身体をぶつけにいくとはまさにこういったプレーではないか。#AkatsukiFive #アジア4連覇への戦い
そして本橋選手が果敢にドライブし、宮澤選手が常に3ptを狙い続けられたのも髙田選手・渡嘉敷選手のスクリーンやボックスアウトなどスタッツに現れない貢献があったからこそだろう。
髙田選手・渡嘉敷選手がファールを過度に気にすることなくプレー出来たのは長岡選手ら心強いメンバーが控えていることに他ならない。
代表経験の少ない選手たちも躍動
赤穂ひまわり選手は8月中旬の段階では当落線上にいたそうだが、さいたまでの強化試合以降の成長速度は凄まじい。
180センチを超える選手が2番ポジションにいることで、オフェンスリバウンドを確保できるようになり、攻撃回数が増えた。
春のベルギー戦を見た限りではどこか消極的なプレーが目立ったが、殻を破り、持ち味のドライブだけでなく、勝負所で3ptシュートも決めた。
林選手、怪我によりさいたまでの強化試合は欠場し、9月になってから再び代表メンバーに入った。
グループステージでは決して調子が良くなかった。
正直経験も豊富な藤髙選手を選ぶべきだと思っていたが、決勝の2Qでの活躍は圧巻だった。
ダジャレではなく、本当にキキが危機を救った。
(テレビ中継で解説されていた大神さんや多くの女子バスケファンが前回大会の水島選手のようだと口にしていた)
あの3連続3ptがなければ前半で点差を広げられ、3Qで決着をつけられていたことだろう。
決して12人全員が満足できる結果を残せたわけではない
こうして誰がMVPとか決められないのが今大会の日本代表だったが、決して12選手全員が活躍できたわけではない。
グループステージ3戦目の韓国戦以降馬瓜エブリン選手、渡邉選手、中田選手はローテーションから外れた。
リオ五輪以来の国際大会出場となった本川選手は健在ぶりをアピールすることはできたが、決勝は僅かなプレータイムしか得られなかった。
町田選手、長岡選手も及第点の働きはしたが、これまでの経験・実績を考えると決して納得のいく大会ではなかっただろう。
この結果として宮澤選手、髙田選手の負担は昨年のW杯と比べてそこまで軽減することは出来ず、髙田選手に至っては決勝では38分強出場している。
長岡選手がフェイスガードを着用してのプレーを強いられたこと、谷村選手が直前で離脱したことは考慮する必要はあるものの、大黒柱2人に続く選手の台頭は引き続き課題として残る。
今大会出場の12人で最も悔しい思いをしたであろうエブリン選手の奮起に期待したいところだ。
試合内容としてはほぼ申し分ないが、気になったのは試合序盤にオープンで3ptシュートを打たれ過ぎていたことだ。
オーストラリアも中国も食らいついていける範囲で済み、日本の足を使ったディフェンスの前に後半は精度が落ちたが、もっとハイペースでやられていたら、いくら日本といえど戦意喪失しかねない。
一本は決めないといけないFTで、渡嘉敷選手だけ喜び切れない感じでしたね。
— 車屋ガルシア🚗🦌 #バスケ日本一丸 @VAMOS🔥 (@LI_Garcia_10) September 29, 2019
すぐ新たな戦いが始まるので、糧にしてほしいです。 https://t.co/jkoeSdC8ca
FT、チームとしての大会トータルでは75%と悪くはないが、決勝最終盤の渡嘉敷選手は1本でも決めていれば仮に3ptシュートが決まっていても1点差だった。
代表だけでなく、WNBAでもプレー経験がある渡嘉敷選手と言えど極度のプレッシャーがかかる場面だっただろう。
こればかりは日頃からの積み重ねで、渡嘉敷選手にプレッシャーがかかる場面を多く作ることが出来るか=Wリーグ11チームの責任であり、チームメイトの梅沢選手や奥山選手らの突き上げがあるかも関わってくる。
4連覇ってとてつもなく偉業なんですけど、アンテ目線だと悔しさしかない大会なんですよね。
— 車屋ガルシア🚗🦌 #バスケ日本一丸 @VAMOS🔥 (@LI_Garcia_10) September 29, 2019
代表候補に6人プールされて、生き残ったのは2人。
その2人も満足なプレータイムを得られなかった。
東京五輪への戦いは明日から始まります。開幕戦で暴れまくってほしいです。
余談になってしまうが、私が応援しているアンテロープスの選手にとってはアジアカップを含めた今季の代表活動は悔しさが残るものだっただろう。
6選手が代表候補に登録されていたが、アジアカップに出場したのは前述のエブリン選手、長岡選手のみ。
ステファニー選手、三好選手は自らの希望で3x3での活動に軸足を置いたとの報道もあるが、5人制でアジアカップに出場できる見込みがあるのならばそちらを選ぶのがごく自然なことで、ホーバスHCのお眼鏡に叶わなかったのだろう。
特に三好選手に関しては7月にも強化合宿に招集されているにも関わらず、藤岡選手が負傷離脱した時に選ばれなかった。
さらには本橋選手がMVPを受賞、内に秘めたものが相当あるはずだ。
ナコさんはすごかったです。
— 車屋ガルシア🚗🦌 #バスケ日本一丸 @VAMOS🔥 (@LI_Garcia_10) September 29, 2019
でも東京五輪で日本を牽引するのは三好南穂さん貴方です!
まずは開幕戦で期待しておりますよ!! https://t.co/Qfa5i882hV
さいたまでの強化試合にも出場し、短い時間ながら存在感を発揮していた栗原選手もアジアカップの12人に残れず、前回のアジアカップ決勝で大活躍し、昨年のW杯にも出場した水島選手は5月以降強化合宿に招集されなかった。
(私情で恐縮ですが)正直このような状況からアジアカップはグループステージの間はそこまで気持ちが入らなかった。
このメンバーで優勝したら東京五輪までメンバーが固定され、入り込む余地がないのではないかとの不安もあった。
しかしいざオーストラリアや中国に立ち向かっていく姿を見ているとそんな思いは全く無くなった。
4連覇は純粋に嬉しかった。
本橋選手やひまわり選手、林選手らを上回る何かをアンテロープスの選手が身につければ代表に返り咲く可能性だってある。
(アンテロープスの選手に限らずの話だが)
代表から外れた選手はより一層の奮起する。
それがWリーグの試合の質を高め、日本代表のレベルを上げることとなる。
その循環が出来れば、ホーバスHCが目標とする東京五輪での金メダルにも近づくし、女子バスケの人気向上にも繋がる。
そう思うことが出来たアジアカップであり、もっともっとアンテロープスを応援し、Wリーグに熱視線を送っていきたい。
新シーズン開幕が楽しみでならない。
その前に3x3の国際大会もある。
明日から5人制のアジアカップ、来週末にはWリーグ開幕。
— 車屋ガルシア🚗🦌 #バスケ日本一丸 @VAMOS🔥 (@LI_Garcia_10) September 23, 2019
Wリーガーの3x3活動は一旦終了と思いきや、10/2〜6までU23W杯があります。
西岡選手、ステファニー選手、山本選手、永田萌絵選手が出場予定。#3x3WS 東京大会レビュー https://t.co/3YfbAMLBKN
選手もファンも息つく間もない状況だが、一過性のブームではなく10年後50年後に文化として根付いているジャンルと成るべく、私も微力ながら貢献していきたい。