アンテロープス12月の戦いを振り返る

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. 【リーグ戦】 . . 2019年12月22日(日) . ○97-63 vs山梨クィーンビーズ . . . 本年もたくさんのご声援をありがとうございました🙇‍♂️ . 令和元年(2019)のラストゲームとなり、11勝3敗です❗️ . . . 年内に、まだ試合を行う他チームもあります🔥 . 今後も、熱い熱い戦いをお見逃しなく👀 . . 〈Next Game〉 . . リーグ戦は一時休戦となりますが… . . 第86回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会ファイナルラウンドが、年明けに行われます。 . . -第1戦目- . . ●試合時間 2020/1/10(金) 16:45〜 . ●会場 . さいたまスーパーアリーナ . ●対戦相手 トヨタ紡織サンシャインラビッツと対戦です。 . . ▼その後の日程は . 1/11(土)準決勝 13:30〜 1/12(日)決勝  11:00〜 . . . 『目指す先は同じ…!』 . . #VAMOS #バモス . . _____________ . . \ 詳細は、JBA公式サイトへ / https://zennihon2019-20.japanbasketball.jp/news/432/ @japan_basketball #オールジャパン #天皇杯皇后杯 #バスケットボール _____________ . . . . #オールトヨタで挑戦 #VAMOS #startyourimpossible #TOYOTA #トヨタ自動車アンテロープス #Antelopes #あらゆる壁を乗り越えて進化する #つながれば面白くなる #未来へ挑戦 #アンテグラム #thankyoufans #令和元年 #2019年 #ラストゲーム

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14試合を終えて11勝3敗で4位につけているトヨタ自動車アンテロープス

今月の6試合は5勝1敗、敗れた試合も強豪デンソー相手に3点差。

満足できる結果を残せたのではないだろうか。

チームは1か月の中断期間を経てどう変わっていったか掘り下げていきたい。

オフェンスの破壊力

3ptシュートでの得点力が向上してきた。

試投数は10月と12月ではそこまで変化はないが、成功率が29.4%から43.1%と大幅に上がった。

10月は80点超えの試合は1試合に留まったが、12月は5試合。

敗れたデンソー戦も79点を決めており、オフェンスの良化はデータでも読み取れる。

ガード陣の積極的な姿勢がオフェンスの好調ぶりを支えていると思う。

12月は6試合とも安間選手、水島選手がスターターを務め、速くて力強いオフェンスを披露。

三好選手は自ら3ptシュートをどんどん打ち、山本選手が落ち着かせる。

個人的には山本選手、三好選手、水島選手を並べる布陣が特に魅力を感じる。

チーム内競争が良い方向に

3x3での経験により大きく飛躍を遂げた山本選手、移籍加入の西澤選手の存在によりガード陣の競争は激化したが、切磋琢磨することでそれぞれが成長し、プレーの幅を広げた。

ドライブでの攻める、速攻で走るイメージが強かった水島選手が速攻でアシストをしているのは特に驚きである。

山本選手が3x3の活動から戻った東京羽田戦以降西澤選手がプレータイムに恵まれないのは残念だが、モンデーロHCは誰か1人に頼ることなく上手くタイムシェアをして、それぞれの特長を活かせている。

手を変え品を変える中でアシスト数も増えてきており、相手としては守りにくいことこの上ないだろう。

リーグのアシストランキングで4位の安間選手がモンデーロHCからの信頼が特に厚いように感じるが、攻め急ぎ過ぎる場面も多い。

もう少しコントロールしていく必要がある。

またサマーキャンプ時にハイパフォーマンスを披露した西澤選手の活躍も見たいものだ。

他のガード陣と比べて得点力では劣るが、オフボールでの動きとシンプルなパス捌きでオフェンスに流動性を生み出す存在。

膠着状態に陥った時に起用してほしい。

昨季セミファイナルで敗退した要因の一つはそこにあると思うし、だからこそ西澤選手を獲得したはずだ。

活用法を見出してほしい。

栗原選手、脇選手の復調

シャンソン戦、デンソー戦では栗原選手、脇選手、西澤選手、森選手のプレータイムがほとんどなく、実質8人でのローテーションだった。

山梨戦では長岡選手が欠場したのは心配だが、栗原選手が2試合ともスターターで起用され、game2で8分の出場ながら3ptシュートを5本決めた。

負傷もありプレータイムに恵まれたなかった脇選手がgame1で16分出場6得点、game2では20分出場11得点と結果を出した。

選手層がさらに厚みを増すことは今後に向けて好材料である。

ディフェンス面は依然課題が残る

ミスマッチなくマークを保てているときは強さを発揮するが、ズレを作られると簡単に合わせられてしまう。

インサイドを固めるとオープンで3ptシュートを放たれ、外をケアするとドライブで簡単に進入されてしまう。

ディフェンスを堅く出来ないことにはタイトル獲得は難しい。

ディフェンスの安定感には欠けるものの、試合の中で微修正し大崩れすることがなくなってきたのはチームとしての成長。

10月は大敗したトヨタ紡織戦、辛くも勝利した三菱電機game2のような上位常連チームとは思えないような試合もあったが、シャンソン戦、デンソー戦は流れが悪くなっても自分たちで手繰り寄せることが出来た。

□優勝するためには

ディフェンスの安定は言うまでもなく、以下の3点を挙げたい。

・チーム全体が熱くなりすぎる傾向は要改善

まずHCに冷静さが欲しい...

山梨戦では栗原選手が制止しに行く場面も見られた。

誰かが止めないと大一番で無駄な失点をして、それが致命的なことに繋がりかねない。

(実際三菱電機game2もそうなってもおかしくなかった。。)

選手もHCに牽引されてか熱くなりすぎて、審判への異議や不服な態度を示すことが昨季より多い。

常に笑顔を絶やさないステファニー選手あたりが冷静をもたらしてくれるといいのですが・・・

・ゲームを落ち着かせる策

シュートが落ち続けているとき、選手が熱くなりすぎているときなど何か変化をつけることも必要である。

先に挙げたガードの攻め急がないコントロール、西澤選手の起用に加えてスクリーン、ボックスアウトなど目立たないところでの貢献度が高い森選手も10月のようにスポットで起用してほしい。

また昨季は皇后杯ファイナルラウンドで解禁されたゾーンディフェンス、密かに練習しているかもしれないが、今季は練度の高いものを見せてほしい。

・総動員での戦い

先にも挙げたようにシャンソン戦、デンソー戦では実質8人でのローテーションだった。

無理に全員使う必要はないが、今季は少数精鋭のチーム編成で、ハイレベルな選手が揃っている。

全員を有効活用出来れば、相手はより戦いにくいと思うし、一人一人の負担も軽減できる。

2019年も残すところあと1週間となりました。

年内の当ブログの更新はこれが最後です。

年明けに皇后杯プレビューを掲載予定です。

2020年もよろしくお願いします←見てる人いるのかな?w