FIBAランク4位のカナダを最後まで追い詰めるも、あと一歩届かず...!
— 日本バスケットボール協会(JBA) (@JAPANBASKETBALL) February 9, 2020
試合終了
日本🇯🇵 68-70 🇨🇦カナダ
🏀#FIBAOQT
📈https://t.co/1xQTnz8C7j#AkatsukiFive
#女子バスケットボール#東京2020#オリンピック予選
— BS-TBSスポーツ (@sports_bstbs) February 9, 2020
応援していただいた皆様
ありがとうございました!
夏は、いよいよ東京五輪!#Akatsukifive#女子バスケ#日本代表#バスケットボール#FIBAOQT
↓今朝の日本vsカナダ
世界ランク4位相手に2点差!
ラスト0,3秒から狙った逆転3ポイント! pic.twitter.com/YBcWiKCjn1
カナダにも敗れ、今大会を1勝2敗で終えた。
カナダ戦では林選手、大崎選手をスターターで起用。
町田選手も2Qスタートから投入するなど采配に変化は見られたが、試合内容自体は連戦の為当然ではあるが上向かず、結果も出なかった。
アジアトップレベルではあるが、世界では第3グループ=五輪ベスト8に入れるかどうかの立ち位置は2018年W杯から変わっていないのが現状だ。
(アジアトップレベルにはある)自分たちのサッカーでブラジルW杯に挑んだサムライブルーを彷彿とさせる感じ…
— 車屋ガルシア🚗🦌 VAMOS🔥 (@LI_Garcia_10) February 9, 2020
ここからどうオプションを増やしていくか。#AkatsukiFive
宮澤選手が大会メンバーから外れ、髙田選手は現地到着後のアクシデントで結局3試合とも出場できなかった。
その中で渡嘉敷選手に負担がかかり、カナダ戦では疲労困憊な状態だった。
しかしこれを宮澤選手・髙田選手がいれば大丈夫・今回は五輪じゃないと解釈していいのだろうか。
当然五輪で思い描く12人を揃えられる保証はない。実際今までの国際大会でもそうだ。
今回の髙田選手のように入れ替えが不可能な段階でアクシデントが発生する可能性もある。
2018年W杯では渡嘉敷選手が欠場し、出場した選手も藤岡選手らコンディションが万全でない選手が多かった。
2019年アジアカップや同プレOQTではオーストラリアや中国相手に戦力化できたのは8~9人で特定選手に負担が集中した。
今回もエブリン選手がベルギー戦、カナダ戦では不調、宮下選手もプレOQTの時のような思い切ったプレーを見せられなかった。
毎回のように起きていることだが、戦力の見極め・コンディションの良悪の判断が悪いように思う。
強化試合を満足に組めない、ホーバスHC以外に専任のコーチ、サポートスタッフがいないなどJBAのサポート体制不備はあるにせよ、強化合宿時のコーチングスタッフ間の連携が適切かを見直さなくてはならない。
今大会の3試合を通して、オフェンスのバリエーション不足・相手のスカウティング不足は非常に気になった。
JBA一丸で女子代表も男子代表のように手厚いサポートをして頂きたい。
カナダ戦で残り4:27・7点ビハインドの状況でのホーバスHCの覇気のなさも気になったが、選手たちは3試合とも最後まで粘り強く戦ったと思う。
林選手の獅子奮迅の活躍が大きいが、出場できなかった髙田選手も含め皆が戦ったことがベルギー戦、カナダ戦でも最後まで見せ場を作れたよういんではないだろうか。
続いて五輪メンバー予想(展望?)を。
※名前の前についている記号の◎が当確、〇有力、▲可能性あり、△現状では厳しい、×望み薄の順です。
□PG
〇 #15 本橋菜子
求められているのはコントロールよりも得点であり、積極性が失われてはならないが、PGである以上、試合の中での波は少なくしたい。
ターンオーバーも減らしていきたいところ。
PGの中で一番五輪メンバーに近い選手だとは思うが、スターターの座は安泰ではない。
〇 #12 吉田亜沙美
経験に裏打ちされた老獪なプレーはさすがだが、約半年のブランクを感じさせる場面も随所に見られた。
パスが合わない、ファールで止めるタイミングなど瞬時の判断にズレが出ていたように思う。
Wリーグでの戦いでコンディションは上がっているが、世界レベルで戦える勝負勘を取り戻せなければ選外もあり得る。
〇 #13 町田瑠唯
コート上でリーダーシップを取り、選手を動かし、小気味の良いパスでリズムを作った。
今季は所属の富士通で課題である3ptシュート向上に取り組んでおり、試投数・成功率とも上がっているが、その成果をOQTでも示した。
3ptが昨季は22試合で13/51から今季は14試合で20/57か〜
— 車屋ガルシア🚗🦌 VAMOS🔥 (@LI_Garcia_10) January 29, 2020
アテンプトが1試合2.5本以下だったのが4本以上で成功率も10%上げてるって凄いこと☆ https://t.co/fp2QNzxARF
シューターとの相性もよく、日本のバスケには欠かせない存在であるはずだ。
今大会では1勝に留まっており、PGの選手に高い評価はつけられないが、実際は今大会出場の3選手がそのまま五輪に出場する可能性が極めて高いだろう。
ナンバープレーが50以上あると言われる日本代表チームにおいて、昨年9月以降招集されていない純粋なPGが新たに呼ばれるとは正直なところ考えづらい。
今後ツーガードを優先度の高いオプションとする可能性はあるが、その際上記3人のうち2人の組み合わせでは得点力で劣る。
今大会ではディフェンス強度やリバウンドで分が悪い面も見せた。
コンボガードタイプの選手をツーガード要員としてメンバーに加える可能性はあるのではないか。
そこで最有力となってくるのがアジアカップ、プレOQTにも出場している渡邉選手。
さらには今年度は代表戦未出場ではあるが、トヨタではPG的な役割もこなすなどプレーの幅を広げている水島選手や3x3代表との調整は必要になってくるが破壊力あるドライブで切り裂ける永田選手、大卒ルーキーながら今季好調のトヨタ紡織を支える齋藤選手が候補にあがってもおかしくない。
コンボガードタイプを加えるとして純粋なPGを1人減らすか、SGやSFの選手を1人減らすか。
前者なら今大会出場の3選手のうち、2選手が五輪出場となるだろう。
そこも◎がいない理由である。
□SG
◎ #88 赤穂ひまわり
常にエネルギッシュにプレーし、常にリバウンドに絡み、それだけでなく得点力も高い。
3ptシュートの精度も上がっている。
今大会では集中力を欠く場面も見られたが、チームに必要不可欠な存在となっている。
ツーガードを敷いた際はPFポジションで起用されたが、所属のデンソーではSFが基本、代表ではSG。
エネルギッシュさを活かすために役割過多にすべきではない。
◎ #27 林咲希
.@h_kiki__7 was completely unconscious last night knocking down 8⃣ triples 🔥#FIBAOQT | @JAPANBasketball 🇯🇵 pic.twitter.com/pH9OkdJ0Xq
— FIBA (@FIBA) February 9, 2020
アジアカップで信頼を掴み、今大会で地位を確固たるものにした。
自分の役割を理解し、「キャッチしたら打つ」を目標とし、それを徹底している意思の強さに加え、速攻でも先頭を走って得点するなどプレーの幅の広さを見せた。
JX-ENEOSではプレータイムに恵まれないが、35分出場しても安定したパフォーマンスを発揮し、圧巻の一言。
大会ベスト5に選出されたのは誰もが納得だが、他国の警戒レベルは格段に上がる。
さらにプレーの引き出しを増やしてほしい。そのためには梅嵜HCが起用してほしい...
▲ #14 本川紗奈生
スウェーデン戦では出色のパフォーマンスを見せたが、その後の2試合ではプレータイムが限られた。
得点力の高さは誰もが認めるところだが、代表レベルではディフェンス力で劣るか。
PG、SFの選手とも競争となるだけに生き残れるかは何とも言えないところ。
SGの枠が2となる可能性もあるが、3維持の場合は1月末の国内合宿で招集された東藤選手、北村選手、加藤優希選手が再度試す可能性もある。
その際は出来れば対外試合で見極めてほしいところ。
□SF
× #30 馬瓜エブリン
屈強なセンタープレーヤーにも当たり負けしないフィジカルの強さは魅力で、個で打開できる選手は欲しいが、いかんせん大舞台で能力を発揮しきれていない。
12人という限られた枠の中で出たとこ勝負な選手は選びにくい。
残念ながら望み薄だろう。
△ #81 宮下希保
プレOQTでは初代表ながらオーストラリア戦でスターター起用されるなど評価を高めたが、今回は委縮してしまった感がある。
ドライブ突破からも速攻からでも得点力が高く、3x3での経験によりクイックで外角シュートを打てるようになってきている。
まだまだチャンスはある選手だろう。
◎ #52 宮澤夕貴
2018年W杯以降大車輪の活躍を見せ続けるエースの不在は攻守に影響大だった。
今大会では宮澤選手を無理させず、バックアッパー探しとなった感があるが、再選考だろう。
180センチ前後で3ptシュートもある選手となると人材難。
前述の加藤優希選手、プレOQTでは渡嘉敷選手のバックアップを務めたオコエ選手、さらにはアメリカの大学で活躍している今野選手も候補に入ってくるかもしれない。
□PF
◎ #10 渡嘉敷来夢
プレータイムの長さに加え、サイズと幅を併せ持つ屈強なセンタープレーヤー相手に身体を張り続け、カナダ戦後半は見ているのが辛かったが、それでもコートに立ち続けた。
日本女子史上最高プレーヤーの五輪での活躍が楽しみだ。
〇 #0 長岡萌映子
ベルギー戦では輝きを放った。
プレータイムには恵まれないが、ペイントエリアでの強さに加えて、外からも得点出来るオールラウンドぶりは魅力。
□C
〇#6 大崎佑圭
他の選手はWリーグに戦いの場を戻して切磋琢磨していく中で、再び個人トレーニング。
コンディションを上げていくのも難しく、五輪本番でも長いプレータイムは期待できないだろう。
他のインサイドプレーヤーにアクシデントが発生した場合、長く出られる選手を優先する可能性はある。
しかしベンチでも発揮される豊富な経験、安定感あるプレー、個人トレーニングで磨いた3ptシュートが国際大会でも発揮されたことを考えると五輪出場は有力だろう。
◎#8 髙田真希
ベルギー到着後のアクシデントにより3試合とも出場なしに終わった。
宮澤選手同様に影響大で、五輪でも大黒柱として期待したい。
インサイドプレーヤーは上記4選手で落ち着くだろうが、谷村選手や梅沢選手らが奮起し、ベテランに刺激を与えてほしいものだ。
最後に私が選ぶ12人をお届けします←相当需要ないでしょうがw
※序列が高い順に並んでます
PG:町田 本橋 吉田
SG:赤穂 林 渡邉(水島)
SF:宮澤 宮下(本川、東藤、今野)
PF:渡嘉敷 長岡
C:髙田 大崎
ツーガード要員を入れている。
超個人的なことを言えば水島選手だが、今年度の代表経験で渡邉選手に分があり、ウィングとして考えるにしても林選手、本川選手がおり、五輪メンバーに入ったら巻誠一郎選手並みのサプライズだろう(伝わりにくいですがw)
SFのバックアッパーが一番の悩みどころで、赤穂選手は本職であり、長岡選手がこのポジションもこなせることを考えると、SF登録を宮澤選手1人にすることも可能。
そうなったときに経験とスピードの本川選手か未来への投資の意味合いも兼ねて東藤選手かは非常に判断が難しいが、テレビゲームで女子バスケ日本代表HCを体験できるソフトを出してほしいです笑笑
来週末からは東京五輪へのサバイバルが始まる。
是非Wリーグにも目を向けていただけたらと思う。
(このブログを最後まで読んでいただいた方は言われなくても見ている方ばかりでしょうが 笑)