Tokyo2020 3x3女子日本代表 Day3

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🇯🇵日本12-15中国🇨🇳

ROC戦、フランス戦とは異なり日本ペースで進んだ立ち上がりだったが、4分ほど経過してから日本に疲労の色が見え始めた。特に馬瓜選手の動きが重く、山本選手もアウトサイドシュートを放つ際、肩に錘が乗っているかのように硬いフォームだった。

その中でもショットクロックギリギリでのディープ2ptシュートを決めた山本選手、2ptシュートでファールを貰いFTも手堅く決めた馬瓜選手、阿修羅のごとくドライブでのペイントアタックを繰り返した篠崎選手、ゴール下でのディフェンスでファイトした西岡選手。皆要所要所で特長は出したが、中国のハードなディフェンスに苦しめられ、敗戦となった。

 

🇯🇵日本22-10イタリア🇮🇹

負けたあとの修正・対応が素晴らしい。3時間休んだだけでは回復なんてしないだろう。むしろ疲労は蓄積されているのではないか。実際立ち上がりから目に見えて動きは重かった。本来なら難なく決められるようなシュートを外す。リバウンドへの一歩が出ない。その中で相手にオフェンスを始めさせない粘っこさ、アグレッシブなディフェンスとそこからの速いオフェンスを各々が徹底遂行し、コミュニケーションと笑顔も取り戻した日本は篠崎選手の2ptが決まると主導権を握り続けた。一方イタリアは途中からイライラ立ちを隠せず、点差は広がっていた。日本の選手のハートの強さには脱帽だ。中でも山本選手の柔道かと思うくらいのファイトぶりには驚愕した。

ハードスケジュールでの大会、1日くらい旧曜日があってもとは思うが、それはどこの国も同じ。コンディションが悪くても休めない、メンバー入れ替えが出来ないのも同じ。気象条件も試合スケジュールも変えられない。

日本の戦術・技術はどこが相手でも通用するのは今大会を見ていて分かったが、ここからはまさに闘い。戦いではなく闘い。2位以上での通過は難しいかもしれないが、目先の試合に勝つのみ。

そして選手をどれだけリカバリーさせられるか。コーチングスタッフ含めた総力戦だ。

 

男子は通算1勝5敗、予選リーグ突破は最終戦勝利の上で他の試合の結果待ち。いかに切り替えを速くするかがポイントとなる競技において過剰なファールアピールや不必要なダンクシュートはやめてほしい。戦術、技術以前に勝つために必要なことを徹底してほしい。