Wリーグ2021-22 プレーオフセミファイナル ENEOS×富士通 game1

オコエ選手に3ptシュートを打たせるセットオフェンスはテンポが悪く、シュートは入らず、リバウンドに誰もいっていない。帰陣も遅い。最悪の入り方だった。タイムアウトで相手の流れを止めたが、そこから1分も経っていない状況で、町田選手の3ptシュートが決まっただけでENEOSが謎のタイムアウト。この試合のターニングポイントであり、これ以上語る必要ないですよね?笑笑

富士通のオフェンスがさらに整理されて、もうあとはゴーゴーですねw

町田選手、篠崎選手の勝負強さは言わずもがな。宮澤選手、内尾選手のディフェンスも光った。個人的には内尾選手がMVP。ディフェンスだけでなく、ここぞの場面での3ptシュートも。岡田選手も決してプレータイムは長くない中で2本の3ptシュートは集中力が研ぎ澄まされていた感じで素晴らしかった。そして勝負所でギアを上げて走って飛んだ中村選手の活躍も見逃せない。ヒロインインタビューで「勝ち負けよりも大切なことを重んじるからこそ勝ちに繋がっていく」という旨の発言をしていたが、これは古巣幹部への強烈なメッセージではないか。

プレーオフ前に戦線離脱した林選手、3月以降アウトサイドでのプレーを主体にしている渡嘉敷選手。目先の勝利より大切な選手を守るということが忘れられていないか。勝利絶対主義で挑みながら、アウトサイド主体でプレーする渡嘉敷選手と宮崎選手、髙田選手の役割整理が出来ていない・シューター林選手やハードワーカー岡本選手とボールを持ってナンボな宮崎選手、髙田選手の特徴の違いに応じた戦い方が出来ていないのは見ていられなくなる…

モンデーロHCやマルコビッチHCなら立ち上がり3分のリードを活かし、常に10点以上のリードをキープして危なげなく勝利していたのではないだろうか。

 

こういう逆境を跳ね返すのがENEOSという声もあるが、渡嘉敷選手が終盤足を引きずり、試合終了後早々にコートを後にしたのが気になるところ。昨シーズンのファイナルや今シーズンのトヨタ自動車との対戦を振り返る限り修正力には期待できない。もし今のENEOSがファイナルに進出したら、それはもう優勝だろうが、あくまで選手の力。

中村選手からの強烈なメッセージを重く受け止めて欲しい。。