本田が後半から緊急出場 相手中心選手を抑える活躍
本田、地元紙チーム最高点…オランダ・エールディビジ
最近はスカパー!がオランダリーグ中継をしておらず、本田の勇姿が見られないのは残念だ。しかしこういう詳細な記事は非常に嬉しい。
記事にもあるようにVVVは最近負けていないようで、心配性の自分としては彼が出場して、それが止まらないように密かに思っていたが、杞憂に終わったようである。1人少ない中本来攻撃的な選手である本田が後半あたまから投入されたことに評価の高さが現れている。
そんな中で与えられた役割は相手中心選手アフェライを「潰す」こと。
日本ではフィジカルの強さには定評のある本田だが、オランダでは本人も自覚するようにもっと強い選手はいくらでもいる。
しかしアグレッシブなチャレンジ、粘り強いプレー、味方との連携で対応できていたようだ。また攻撃でもミドルパスを供給したり、バイタルエリアまで侵入してシュートも放ったりと日本ではなかなか務められなかった本来のポジションであるセントラルMFとしての役割をこなしていたようだ。
元々定評のあるフィジカルがさらに強化されて、視野の広さを活かしたパスセンスが磨かれれば、遠藤や中村憲以上のセントラルMFとなれる。またボール奪取力を身につければまさに本人の目指す日本にはいないタイプの選手になれるのではないか。
もちろんまだ45分出場しただけであるし、今後必ず壁にもぶち当たる。またスピード、スタミナがないという欠点もあるが、今後の努力次第ではアジアレベルを超えたランパードのようなタイプのセントラルMFが誕生するかもしれない。