Bリーグ17-18 第4節 横浜対三河 Game2

横浜はGame1こそ接戦だったが、前節のアルバルク東京との2試合に続く大敗。

このGame2を見る限りアウトサイドシュートの精度の差と言えばそれまでなのだが、自分なりに少し掘り下げてみたい。

インサイドにボールを入れられた時はサビートの高さを最大限に活かしたオフェンスが出来ているが、入れられなかった時のデザインが乏しいように思う。

開幕前から入れ替わり立ち代わり怪我人が出ていて、全体練習が不十分なのかもしれない。

外でボールを回している時のテンポが悪く、結局ショットクロックが残り少なくなり、タフショット気味になったり、サビートや佐藤などアウトサイドシュートが苦手な選手が打たざるを得ない展開になってしまっていた。

長期離脱となったウォッシュバーンに代わる外国籍選手を獲得して、巻き返しを図りたいところだろうが、私が見たところではB1で一番厳しいチームと言わざるを得ない。

一方の三河

開幕戦を見た時は序盤戦の苦戦を予想したが、2戦目から負けなし。

橋本欠場の影響かオールコートでの果敢なプレスは鳴りを潜めていたが、ルーズボールへの執念など試合にかける意気込みを感じた。

昨季は強豪相手の試合でしか見られなかったように思うが、目の前の試合に全力で戦う姿勢は(プロとして当たり前なのだが)変化を実感できて、嬉しいものだ。

オフェンスでは素早くフロントコートへ運ぶことを意識しており、桜木が運んで、ペリメーターのあたりから左右へ散らす展開も多く見られた。

当然桜木のローポストから展開も使っており、バリエーションは豊富だ。

ただ桜木がこれだけハードワークしていて、シーズン最後まで戦えるのかは気になるところだ(笑)

とにかく桜木への負担が昨季以上に増えていると思うが、オルトンがフィットしてきており、また西川も北海道時代とはひと味違うプレーで4番的役割もこなしており、彼らがカギを握るのは間違いないだろう。

バックコート陣では橋本、金丸が欠場しても狩俣と松井、前述の西川が穴を感じさせない活躍を見せた。

特に西川はアウトサイドからのシュートのバリエーションも増えているように思う。

日本代表の3番ポジションには張本、小野、馬場、古川、チームメイトでもある金丸らがいるが、彼らの牙城を崩してほしい。

日本人としては長い手足から放たれるシュートのフォームは美しいの一言。

その美しさを日本代表でも見たいものだ。

W杯予選まで毎週代表合宿が組まれ、今週はないものの、水曜日にBリーグの試合が行われる。当然週末にも行われる。

過密日程だが、長い目で見ればそこを耐え抜いた選手が一流なのかもしれない。

私も土曜日の刈谷での愛知ダービーを観戦予定。

逞しい選手の姿を見たい。タツヲのパフォーマンスにも期待している(笑)