PSM 名古屋D対ソウルサムソン

昨日は名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合を名古屋市東区にある三菱電機体育館で観戦。

そのレポートです。

名古屋Dはこの試合前日に正PG笹山の負傷離脱が発表され、この試合も欠場。

また大宮もバイクトレーニング中心に行っており、プレータイムはわずか。

実質10人での戦いでした。

スコアはクラブ公式SNS等ご確認ください。

ここでは公式が発信していないような情報を載せていきます。

アーリーカップ決勝から課題は変わっていないとの印象。

船生をPG起用した1Qは攻守ともにアグレッシブ、U24代表帰りでアーリーカップには出場しなかった安藤も躍動。

外からのシュートだけでなく、ポストアップ、ドライブなどプレーを幅を広げており、今季ものすごく楽しみな選手だ。

その1Qの流れが2Q以降続かなかったのはいただけない。

外国人勢とフル代表でアジアカップにも出場した張本の不調が気になる。

特にブラッキンズは昨季の滋賀でのプレーからするとあのレベルの選手ではないはずだが、どこか遠慮気味。

また全体的にシュートタッチの悪さも気になった。

随所に名古屋Dらしさは見られたし、ラスト2分ほどで意地も見せてくれて、

プレシーズンとしては悪くない試合だったと思う。

以下個人別短評(5点満点、5.0が最高)

#1藤永:3.0

ディフェンス面での良さは健在。チームにエナジーを与える存在。

オフェンス面でセールスポイントが欲しい。

3柏木:3.0

ベテランらしい落ち着き払ったプレーはヤングドルフィンズには貴、重な存在。

シュート力もある選手なので、もっと狙っていってもいい。

6船生:3.0

スタートから7分ほどPG起用され、持ち味は発揮したが、その後の出場機会は基本SG。

PGとしてはあくまでスクランブル時のみとすべきだろう。

8張本:2.5

体のキレがないように感じた。

リングへアタックする回数が少なく、外からのシュートも精度を欠いた。

9安藤:3.5

この試合最大の驚き。外からのシュートだけでなく、ポストアップ、ドライブ、

ディフェンスとプレーの幅が広がった印象。新人王を狙ってほしい。

12中東:3.0

コンディションは良さそう。シュートレンジも広がっていて、成長を感じる。

もっとドライブで切り込んでもいいし、ダンクも狙っていってほしい。

18中務:3.0

貴重なバックアッププレーヤー。求められるプレーをそつなくこなせる存在。

もう少しガツガツさがあってもいいかもしれない。

24バーレル:3.0

ダンクで会場を沸かせた。ミドルレンジからのシュートも積極的だった。

今季も大黒柱。調子が上がればもっとインサイドでのダイナミックなプレーも見られるだろう。

33ティルマン:2.5

ブラッキンズ加入でプレータイムは減少。オン2時に外からのシュートで存在感を発揮したい。

調子は悪くないだろう。開幕に向けて本来のシュートタッチを取り戻したい。

34ブラッキンズ:2.5

バーレルからスターターの座を奪ってもおかしくない実力の持ち主だが、どこか遠慮気味。

開幕では昨季の滋賀での働きぶりが見られることを願っている。

おまけ。

ソウルのラトリーフは韓国国籍取得予定とのことで注目して見ていたが、

この選手が今後韓国代表に入ってくると思うと脅威の一言。

サイズはそこまでないが、日本のインサイドプレーヤーが対応するのは難しい

スピード、アジリティを備えている。

日本もこういうインサイドプレーヤーを育てていかなければならないのではないか。

その点で永吉(京都)、野本(川崎)には期待だ。

とにかく開幕前に現地観戦が出来て、ボルテージを高めることが出来た。

名古屋Dの開幕戦は9/29アウェーで川崎戦。

ホーム開幕戦は10/7琉球戦。この試合は私も観戦予定。楽しみになってきた。