三河攻略法と名古屋Dディフェンスの課題

三河が名古屋Dに本日も勝利し、10連勝。

開幕戦の惨敗を考えると信じられないが、とにかく強い。

2日連続での100点ゲームとなったが、これはBリーグ初ではないだろうか。

私は愛知県民のTwitter廃人で、愛知在住・出身の方とやり取りすることが多く、昨日今日の愛知ダービーを見ていた方も多かった。

だが私はアルバルク東京を一番に応援しているので、優勝を争うライバルとなりそうな三河の攻略法を探りたいと思う。

まず三河は2試合とも90点前後の失点を喫しており、穴はあることは間違いない。

それはどこか?何か?そのヒントを得られたのがこちら。

そこから浮かんだのは三河の最大の弱点はスピード。

外国出身選手がベテランで巧みさが持ち味の桜木、リバウンドに滅法強さを発揮するバッツ、新外国籍選手のオルトンや金丸も走れるタイプではなく、開幕前に速いバスケを標榜し、疑問視されていたのもこの点だ。

またディフェンスはマンツーマンで、実際1on1に強い選手が多いが、素早いパス回しをされると対応できない場面がある。

ドライブからのボックスアウトを絡めたパス回しだとなおさらで、名古屋戦でも度々張本に崩されていた。

それから桜木にいら立ちが募るとチームが機能不全に陥ることもある。

この辺りが主な弱点ではないだろうか。

アルバルク東京のオフェンスパターンの一つとしてはこんな感じか?

そんなことはおまえに言われなくても分かってるよって話だろうが(笑)

アルバルク東京、ボールも人も止まらない流麗なオフェンスで怒とうの7連勝!(バスケットボールキング)

名古屋としては三河のディフェンスは崩せていたが、それ以上に失点してしまった。

その原因としては三河の得点源が多すぎたことに尽きる。

この点に関しては別の方もブログで指摘されていた。

シーホース三河 名古屋戦(気ままなバスケブログ~基本シーホース、たまにNBA~)

悪い点があるのは明白だろうし、昨季からHCが代わり、若さを活かして走力を重視したバスケスタイルをしていることもあるが、具体的にどこが悪いのか正直私には分からない(笑)

また桜木に関しては今季高負荷なのは事実だが、名古屋戦に関してはマークについていたのが負傷明けの張本。

アルバルクに所属していた時に桜木のマークにつき、すごく苦痛な表情をされたことがあるそうだが、この日はオフェンスに手いっぱいだったのかもしれない。

ゲーム1はプレータイムもコントロールされ、悠々とプレーしていた。

彼が休んでいる間は何でももぎ取るバッツとフィットしてきたオルトン。オルトンも身体能力は抜群で、名古屋は外のディフェンスが緩い面があるので、金丸、松井らがどんどん打つ。外れても外国籍選手二人で相手に渡さない。

これは強いに決まってる。同県のサッカークラブ・名古屋グランパスじゃないがディフェンスのことなんて考えなくても殴り合いを制すればいいのだから。

とは言っても12月にはアルバルク東京川崎ブレイブサンダースとの試合が控えている。

これらのチームが三河をどう攻略するのか非常に楽しみでならない。

ライト層に楽しんでもらうゲームもいいが、引き締まったディフェンスもプロバスケの醍醐味だと思うので、適度な点の取り合いに期待している(笑)

タイトル見て、読んでくださった方にはタイトルとはかけ離れた感想文的なブログになってしまって、すみません(笑)

PS

この土日で三河と対戦した名古屋、東京と対戦した富山は水曜に対戦している。

名古屋が快勝したが、名古屋も富山も土日は完璧な連敗を喫した。

金曜日にあげたブログでも少し触れたが、差は縮まっているようで縮まっていないということを改めて実感した次第である。

正確に言うと戦力差は縮まったが、チーム力の差は縮まっていないといったところだろうか。

実業団母体の3強がけん引する今シーズンとなりそうだ。