久しぶりのブログ更新ですが、17節見て思ったことをつらつらと書きならべていきます。
〇川崎対千葉
ゲーム1は川崎、ゲーム2は千葉と星を分け合ったこのカード。
手に汗握る好ゲーム、なんて言葉じゃ表現できないビリビリ刺激たっぷりの試合でした。辻選手が軽傷で済むことを願います。。。|昨日と真逆のミラーゲーム、第3クォーターに怒涛の27連続得点を見せた千葉ジェッツが川崎の猛追をしのいで雪辱https://t.co/mBiFqzE012 pic.twitter.com/Fq3eClL9xk
— バスケット・カウント (@basket_count) 2018年1月27日
両ゲームとも3Qまでで決着がついたかと思わされたが、ビハインド側が意地を見せた。
ゲーム1のNHK-BS中継で解説を務めていた小宮氏も「観に来ているお客さんのためにも最後まで戦おう」との趣旨の発言をされていたが、両チームともそれをコートで表現してくれた。
勿論3Qを反省しなければいけないです。あの展開をしては勝てない。
— 篠山竜青 (@shinoyama7) 2018年1月27日
ただ今日のアリーナの雰囲気、一体感、「川崎コール」本当に感動しました。声援が心にガンガン響いて、その心が自分の身体をどんどん突き動かしていく感覚がありました。
とどろきは最高です。
あざした!次!やらねば! pic.twitter.com/hopTm6Fmut
川崎の篠山もこうコメントしているが、選手のひたむきなプレーは観客の心を揺さぶり、観客の声は選手のエナジーとなるのだろう。
私は両チームのファンではないが、この試合を見ていて良い気分になれたし、バスケットの、Bリーグの良さを改めて感じることが出来た。
ただゲーム2で辻が負傷したのは残念だった。
このプレーに関して議論が起きているが、私は辻や川崎側には酷だったが、スポーツでは避けられないアクシデントだったとしか思っていない。
ディフェンスについていた原は過剰な体の使い方をしているわけではなく、ファールを取ることはできない。
辻は倒れこんだが、すぐに起き上がる可能性もあるので、審判は安易に試合を止めることもできない。
その流れの中で篠山はストップファールをしたが、現行ルール上アンスポーツマンライクファールを取られるのは仕方がない。
辻は全治3~4週間との診断が出たようだが、早期の回復を願っているが、次々節の東京戦には間に合わないか?
彼がいない川崎は何か物足りないので残念だ...
〇新潟対三河
ゲーム2で新潟がBリーグ開幕後天皇杯を含め9回目の対戦で三河から初勝利を挙げた。
観客総立ちの劇的勝利🙌🙌🙌
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) 2018年1月29日
新潟#54 ガードナーのブザービーターで中地区首位の三河を撃破!!@DavanteGardner_ @naxbb_rb #Bリーグ pic.twitter.com/Q2WGC3rPBr
新潟はロスターの平均年齢が高く、後半息切れする傾向があったが、特別指定選手の今村、森井を戦力化できたことにより、40分崩れないチームとなりつつある。
1月加入のハミルトンも昨季Bリーグを経験していることもあり、早期フィット。
まだ残留プレーオフがちらつく位置だが、開幕節以来のアオーレ長岡での勝利でもあったこの劇的な試合を機に巻き返していきたいところだろう。
今節の1勝1敗で2マッチ開催4回連続で1勝1敗となるなど不調の三河は比江島の勝負強さが光った。
1/27 アウェー新潟戦のハイライト公開🎥
— シーホース三河 (@go_seahorses) 2018年1月29日
フル版→https://t.co/4kTVMhQSKH
残り23秒で勝負を決める #6比江島 選手のアタックは必見👀💥その他にもらしいプレイが多く観られたゲームでした🙌#ダブルクラッチ #ダンク #シーホース三河 #Bリーグ#Bリーグバレンタイン #比江島慎 pic.twitter.com/Q9NqrTdo0r
ゲーム1最終盤での超人ハンドリングからのエンドワンは5回くらい巻き戻してしまった(笑)
ゲーム2でも70-70に追いつく3ptシュートを決めており、12月も壮絶な点の取り合いとなった川崎戦で決勝3ptを決めるなどBリーグレベルを突き抜けている感がある。
来月のW杯予選でもエースの働きに期待したい。
〇京都対渋谷
前節欠場のマブンガが復帰した京都が連勝。
ゲーム1ではそのマブンガの勝負強さが光り、ゲーム2ではルーキー伊藤が22点を挙げる活躍。
伊藤は顔つきにも貫禄が出てきたように感じる。
新人王はメディア受けや話題性から馬場だろうが、伊藤に獲ってもらいたいと思っている。
渋谷は再びけが人が出る苦しい台所事情。
特別指定選手・杉浦の活躍はあったが、広瀬、満原が早期復帰できないと激戦の東地区では厳しい。
アグレッシブなディフェンスが光る個人的には好きなチームの一つなので、期待はしている。
〇東京対滋賀
ゲーム1は東京が快勝。
帰化選手のファイ・サンバを欠く滋賀はゲーム2も厳しい戦いが予想されたが、常に拮抗した展開で4Qまで進んだ。
4Qでも小林、高橋の活躍でリードを奪う時間帯もあったが、試合を決めたのは不調が続いていたウィリアムズ。
2本の3ptシュートを決め、ディフェンスでもジョイスを封じるなどMVPともいえる活躍を見せた。
滋賀は並里らのファールトラブルは痛かったが、勝てた試合ともいえる。
高橋、佐藤ら期待の若手もいるチームだけに強豪相手に接戦を演じられたことを今後の糧としてほしい。
〇三遠対富山
三遠はホームで痛い連敗。
富山との違いは頼れる日本人スコアラーがいるかいないか。
三遠の組織力は高いが、それを維持・発展させた上で個の能力が現有戦力よりもう2段階くらい上の選手が必要。
また自分たちのスタイルを貫けない時の戦い方に工夫が見られないのはHCの問題かもしれない。
個性ある魅力的なチームではあるが、いろいろな面でレベルアップが必要だ。
〇島根対大阪
佐藤公威の退場に関して。
人間が裁いている以上100%正しい判定はありえないし、試合の中で双方に有利な判定・不利な判定はあるので、あまり不満を言うべきではない。
その前提の下で考えてもグレーな判定で退場となり、さらに次の試合で出場停止を科せられるのは腑に落ちない。
保有選手の少ないBリーグにおいて出場停止選手が出ることは致命的で、もしJリーグのように出場給のようなものがあるとしたら、選手の生活にも影響を及ぼす。
試合には全体の管理責任者や審判員を評価する審判がいるはずだが、チームから異議申し立ては出来ないのだろうか?
あまりに悪質な件に関しては即日処分が下されて当然だが、今回のように疑義のある件に関しては週明けに処分ではいけないのか?
そこで出場停止はなし・次節のゲーム1に出場停止・罰金のみなど決めてもいいのではないだろうか。
退場=直近の試合で出場停止では安直だし、観客への裏切りでもある。
〇西宮対琉球
練習の質量が充実してるだなと思わされる琉球だった。選手の意識共有がしっかり出来ていて、フロアバランスがよく、視野の広い選手も多いので、コートを広く使えている。アシストも多い。
— ゆうちゃん (@yusukekun_07) 2018年1月29日
魅力的なチームだな! https://t.co/hrPJaFgnU8
琉球の順当勝ちと言われればそれまでかもしれないが、チームの総合力を改めて知ることが出来た今節だった。
ゲーム1ではベンチメンバーの活躍が見られず、スターターを休ませている時間帯に点差を詰められたが、ゲーム2では津山の活躍もあり、35分は安定した戦いを見せた。
(最後の5分は佐々HCいわく試したがうまくいかなかったようだ)
次節は12月のホームでの1マッチ開催で敗れている京都。
京都は東京戦を現地観戦してから好印象を抱いているクラブで、今から土日が楽しみでならない。