⛹🏻♀️大会情報⛹🏻♀️
— 🏀バスケットボールキング👑 (@bbking_jp) 2019年7月8日
Wリーグ、試合時間決定…開幕戦の東京羽田ヴィッキーズvs山梨クィーンビーズは10月4日15時30分からhttps://t.co/Lhr2TAbGk9
その他、4日にはJX-ENEOSvs富士通、三菱電機vsシャンソン化粧品も行われます。 #Wリーグ
Wリーグファンの間でこの件が物議を醸している。
3月末に開催日・対戦カード・会場が発表された時に予想できたことではあるが、当該チームのファンにとっては酷な話だ。
・同体育館で2試合組まれている
・当日は金曜日、うち1試合は平日ながら早い時間のティップオフ
・それを同体育館をホームアリーナとする東京羽田が強いられた
・東京羽田は翌週も同体育館で試合があるが、木金での開催
というのが概要だ。
もしアンテロープスの試合がこのような組まれ方をしたらビックリ仰天である。ましてや開幕戦でこの仕打ちは辛いものがある。
当然リーグやチームとしてはこのようなスケジュールは避けたかったはずだが、何故こうなってしまったのか考えていきたい。
ハコ不足
日本では全国的に室内競技場が少ない。
首都圏は五輪に向けて改修工事を行っている施設も多く、特に少ない。
B1のA東京、渋谷ですら本来基準を満たしていない施設をホームゲームで使用している。
仮に空きがあって大きすぎるハコだと使用料高く、地域のスポーツセンターレベルの施設ではトップカテゴリーの試合開催に相応しい設備が整っていない場合が多い。
Wリーグの開催に適した会場を確保することは相当に困難なのが現状である。
リソース不足
最近バスケ界は活性化しているが、それでもまだまだ発展途上。
ましてや女子バスケ界で使えるリソースは限られている。
開幕週は首都圏でいくつかBリーグの試合も組まれており、そことの共催により金曜日の1会場2試合開催をなくすことも出来なくはなかっただろうが、Bクラブとしても開幕戦にはより万全な準備・設営をして臨みたいところなので、非現実的だ。
B1リーグとの兼ね合い
B1リーグは10/3に川崎×宇都宮で先行開幕する。
横浜アリーナでの開催で注目を集めるだろう。地上波生中継などもあるかもしれない。
5には他のB1の開幕カードも行われる。
その中でWリーグも少しでも注目を集めようとビッグマッチを金曜ナイターに持ってきたのではないだろうか。
絶対王者JX-ENEOSと昨季そのJXに黒星をつけた富士通の対戦。
直前まで行われているアジアカップに出場する選手も両チームにいるのは確実。
申し訳ないが、金曜日に行われる他の試合より注目されやすい。
首都圏の交通アクセスもまずまずなところで開催出来れば集客も期待できる。
バスケットLIVE配信
ソフトバンク社の配信サービスがバスケットLIVEにのれん替えした昨季から始まったWリーグの配信。
今季も代表戦やサマーキャンプなど女子のコンテンツにも力を入れており、開幕戦の配信で同社より要望があったのかもしれない。
大田区総合体育館をホームアリーナとする東京羽田が犠牲となるのは解せない面はあるが、当然リーグとしても苦渋の決断だったに違いない。
今の男子バスケの人気に便乗して女子の人気も向上出来なければ未来はないと思っているが、その中でどこかが・誰かが目先で考えると不利益を被ることは致し方ないのかもしれない。
Bリーグが発展し、全国各地でアリーナ整備が進めば、その分今使っている3,000〜5,000人規模のアリーナが空いてくる。
設営・撤去が効率よく出来る興行特化型アリーナが増えれば、男女共催も増やせるかもしれない。
Bリーグの発展は女子バスケにも好影響ばかり。
日本バスケ一丸の姿勢を関係者もファンも持っていたいですね。
(男子バスケ日本一丸じゃないですよ)