バスケ女子日本代表強化試合 vsラトビア game2

チームとしての根幹は良くも悪くも(どっちかというと悪くも)昨秋のアジアカップから変わっていない。

ラトビア戦で考えると5,6月のトルコ戦では不在だった3選手が加わってからの2試合目でオフェンスの連携はスムーズになったかと思う。その前に昨日当ブログでは最後にディフェンスに注目みたいなことを書いたので、まずそちらから。

 

ジャパニーズビッグラインナップの失敗を潔く認めた恩塚HCは柔軟性とか臨機応変さがあると思います、私の声も届いたようで何よりです(何様w)東藤選手をスターターで起用、ひまわり選手SG、ひまわり選手とステファニー選手併用の時間帯はなかった(はず)

前から当たっていくディフェンスは控え目にし、3ptシュートを打たせないディフェンスとその後のカバーも効果的で、成果はあったのではないか。ただラトビアもアジャストし、ポストアップなどインサイドを強く攻めてきた。カウンターバスケを発動出来ず、1Qはやや重たい展開となった。

 

そこを切り開いたのが朝比奈選手、東藤選手、山本選手だろう。1Qのラストオフェンス、パスとドリブルを織り交ぜて宮澤選手が3ptシュートを決めた。その流れの中でほとんどボールには触れずも常に顔を出し続けてパスをもらえる状況を作り続けた朝比奈選手の献身さは見逃せない。

※その他彼女の良さは↓の記事をご覧くださいw

 

良い流れで1Qを終えると2Q開始から山本選手を投入。コートを広く使うコントロールで東藤選手の2本の3ptシュートを演出するなどチームをギアアップさせた。その東藤選手がラトビアとの2試合通してのMVPに輝いた。

ディフェンスエグくて、カッティング巧みで、ドライブ鋭くて、さらにgame2では3ptシュートが3/5の高確率。広がりそうで広がらない点差、3Qは両チームとも悶々とした感じではあったが、ラトビアは2Q半ばでお手上げだったかもしれない…東藤選手は3ptシュートまである、調子悪そうだった山本選手がグイグイ攻めてくる。しかもこの選手たち22歳くらいってなると絶望的な気分になりません?笑

 

以下連々と。

game1で安間選手がPG1番手の信頼を得た印象だが、game2では宮崎選手が躍動。得意の高速ドライブでゴール下を切り裂くだけでなく三好選手ばりのディープスリーも沈めた。本橋選手も良かったし、山本選手も少し怪我を抱えているのかもしれないが、持ち味は見せた。

さらに町田選手もいる。恩塚HCはツーガード、山本選手や本橋選手をシューター・スコアラーとして起用することは考えていなさそう。となるとPGは3人、この5人の中から3人。この緊張感を楽しめてる選手もいるのかもしれない。

選ぶコーチたちは悩みまくって頭皮とか胃に異常起きそうです。。

 

4Qに3ptシュートを3本決めたオコエ選手。シュートの好不調が大きい選手だとは思うが、打ち続けるメンタルがいいですね!あと見る度にハンドリングが向上していて、それによりプレーの幅が広がっている。

 

W杯は良くて3位、グループステージ敗退もあり得ると思うけど、東京五輪の時も自分はそう言ってたっけな(笑)

コーナースリーを警戒しつつ、40分インテンシティの高いディフェンスからのカウンターバスケを続ける。そして3ptシュートの当たり日が増えればチャンスはあります。

期待はそんなにしてないけど、楽しみにはしてます!近々12人の予想しようと思います!