【Jリーグ】ジェフ千葉の補強

千葉、反撃の大補強!元U―20日本代表トリオ獲得(スポーツ報知)

現在行われている代表候補合宿にも参加している水本、水野、羽生、山岸の移籍が決定もしくは確定しており、主将の佐藤勇人も移籍が濃厚な千葉。

彼らはバリバリの主力選手だけに当然ギリギリまで慰留に努めていたが、確定してからの動きは速かったようだ。本日のスポーツ報知で上記記事が掲載され、昼過ぎにはプレスリリースが出た。この補強に関しては素晴らしいと思う。抜けた選手たちの穴を100%埋められる選手でない可能性が高いことは言うまでもないが、この時期に獲る選手としては及第点だろう。こうした補強が出来るクラブだけに主力の大量離脱は非常に残念だ。

我が名古屋も千葉の素早い補強に関しては見習って欲しい。

一昨日某主力選手(名前も出したくない)が移籍志願をしているという記事が地元紙に掲載された。結局のところその選手の元には正式なオファーは届いておらず、残留の可能性もある。しかしそうなったとしても年齢的に長くは望めず、また反旗を翻す可能性もある。もともと層の薄いポジションでもある。何とか補強に動いて欲しい。

昨季の選手名鑑を見てみた。戦力外通告を受け、移籍先が決まっていない選手・昨季出番に恵まれなかった選手で右SBを務められる選手を何人か見つけることができた。昨日一昨日に当ブログで書いているジュビロ磐田所属の選手以外でも吉村光示(横浜F・M)、田中輝和(大宮)といった選手がいる。またトライアウトにも参加している前田和也(山形)、岩倉一弥(横浜FC)も右SBを本職としている選手だ。吉村以外の3選手は年齢も若く、岩倉に関してはもともとアタッカーであり、名古屋にはいない攻撃面で魅力のあるSBである。横浜FCでは降格が決まった後ではあるが、リーグ戦で起用されていた選手で、浦和の優勝を阻止した最終節でも活躍していただけに横浜FCサポーターの間では戦力外は惜しむ声もある。

この時期に他クラブのレギュラークラスを獲るのは100%無理だが、こうした選手なら可能性は十分ある。特にトライアウト参加者はアテがないから参加しているのだから。

補強しなくてもコンバート(山口、増川など)や3バックを敷くなど対策はあるが、長期的に考えると本職を補強してもらいたいものだ。

そういう選手が今移籍志願をしている某選手のように計算できる選手になってくれればクラブとしても評価が上がる。某選手のように分別をわきまえない人間だと困るが。