Bリーグ2017-18シーズン開幕を告げるアーリーカップが9/1~3まで行われた。
計18クラブが参加し、船橋アリーナ・新潟2会場・エディオンアリーナ大阪の3会場に分かれて、開催された。
このカップ戦の開催に関してはいろいろ意見は出ているが、それに関しては今回は割愛。
3日間で計21試合が行われ、当然全試合をチェックしたわけではないので、思ったことをつらつらと。
HCが代わり、外国人を総入れ替えするなど新戦力が多く、日本代表組もいて、
全体練習が始まってから日が浅いはずだが、とにかく強い!
HCの目指すバスケが浸透し、嚙み合ってきたらどこまで強くなるのだろうか。
楽しみというのか恐ろしいというのか…
アジアカップ日本代表から外れた竹内譲次のプレーの変化、田中大貴の積極果敢なプレー、
ジャワッド・ウィリアムズの職人シューターぶりなどなど。
この3日間でアルバルク東京が大好きになった(笑)
A東京とは対照的に戦力入れ替えは最小限に留め、前シーズンからの継続を優先させたチーム。
日本でのプレーが長いギャビン・エドワーズは大方の予想通り千葉にフィット。
トニー・ガフニーも遠慮気味なところは見られるが、チームに合っている選手だろう。
アキ・チェンバースは石井講祐からポジションを奪うのではないかと思わせるくらいの活躍ぶり。
新加入の3選手はともに守備に特長があり、富樫勇樹がよりスコアするチームに変わっていくのかもしれない。
前シーズンと比べてより手堅いチームだが、その分破壊力では劣る。
昨季のQF2戦目で露呈したリーダー不在が解消されていない点は長いシーズンを戦う上での懸念材料。
富樫、西村文男のゲームコントロール能力が求められるし、伊藤俊亮が影のリーダーとなってほしい。
ライアン・スパングラーが退団し、島根からジョシュ・デービスが加入。
ディフェンス面ではむしろプラスか。
ジュフ・磨々道が引退し、拓殖大からジュフ・バンバが加入。
大ベテランから新卒、経験不足な面はリーグ戦での強豪との対戦では不安が残る。
長いシーズンの中でどこまで経験を積ませられるか。
永吉佑也が京都へ移籍したが、昨季終盤も好調だった野本建吾がさらに成長の跡を示した。
その他の主力は残留。ファジーカス中心のオフェンスは変わらず。
いくらファジーカスでも一人で50点60点は取れないので、他の選手をどれだけ抑えるかがカギか。
ファジーカスは勝手にやらせておけみたいな?(笑)
初代王者だが、顔触れは大きく変わった。正直大幅にスケールダウン。
アジアカップ日本代表は竹内公輔のみだが、外国人も2選手とは早めに契約していたはずだが、
始動は遅かったようだ。
今大会では露骨にやる気がなく、大差で負けているにも関わらず、あの田臥が談笑していた。
今大会に問題点があることは認めるが、出場している以上戦わなければならない。
ましては船橋アリーナは多くのお客さんが詰めかけていた。ほぼ満席だった。
HCは何をやっているのか。名門・青山学院大学の恥ではないか。
1回戦はA東京に完敗したが、良さは随所に見えた。
新加入の長谷川智也、菊池真人は持ち味を出していたし、ブランデン・ドーソンは今季Bリーグを沸かせる選手だろう。
満原優樹も見るからに体が引き締まっており、10キロ痩せたとのこと。
残留したロバート・サクレ、大阪から移籍のジョシュ・ハレルソンが揃うオン2の時間帯は脅威。
ペイントエリアへの侵入をためらう選手もいるのではないか(笑)
楽しみなチームの一つである。
正直今季も上位進出は厳しいと思わざるをえないチーム。
日本人選手の補強は精力的に行った。
キャプテンに就任した湊谷安玲久司は引き締まった体つきで巧みなポストプレーと3ptシュートを披露していたが
試合の中での安定感に欠けるのは昨季から変わっていない印象。
3人目の外国人選手もいまだ決まっておらず、苦しい戦いを強いられるだろう。
関東大会中心に見たので、やや長くなった。
東海・北信越大会と関西大会はまとめて別編であげます。