【Jリーグ】川崎・関塚監督辞任

川崎の関塚監督が体調不良で辞任(スポーツニッポン

今年の1月から不静脈を発症していたという関塚監督。一昨年リーグ戦で2位となったものの、昨年はリーグ戦5位と順位を前年より下げ、ACLでは健闘及ばずベスト8、さらにナビスコ杯は準優勝、天皇杯はベスト4とタイトルを獲得することができなかった。そんな中迎えた今季はタイトル獲得が至上命題となっていたかと思うが、昨オフにはマギヌンが退団、佐原がFC東京へ移籍(期限付き)した。代わりにフッキがJ2での武者修行を経て復帰し、菊地、横山という大卒の即戦力候補も加わったが、川崎の現有戦力や戦い方を考えると決してこの補強は監督の意に沿ったものではなかったのではないか。その中でストレスやプレッシャーを感じていたのだと推測できる。また代表勢チーム練習になかなか加われず、開幕からふがいない試合が続いた。そして追い打ちをかけるようなフッキの退団。

04年の就任以来川崎に多大な功績を残してきた監督だけにこの辞任はサポーターではないが、非常に残念だし、悲しい出来事だ。

とにかく監督というのは多くの重圧の中で戦っている職業である。実際ジーコ氏は日本代表監督での4年間で表情はやつれ、頭皮もああなってしまった。しかし我が名古屋のミスターことストイコビッチ監督のそんな姿は見たくない。いつまでも妖精であった欲しい。時にはチームが不調になることもある。自分の考えがうまく選手に伝わらないこともある。そういう時でも選手やスタッフは常に情熱を持ち、練習や試合ではスーパーハードワークしてほしい。そしてサポーターとしては先日の千葉戦のような雰囲気を常に生み出せるよう一丸となっていきたい。