昨シーズンから大きく生まれ変わったチーム。
沖縄色は維持しつつ、伊佐前HCの母校である専修大のOB中心だった日本人選手は佐々HCの母校東海大OBが増えた。
現役日本代表選手も加わった。
佐々HCは若くして指導経験豊富ではあるが、HCとして指導に当たるのは初めて。
ロスターは大きく入れ変わっており、不安のの声もあったが、杞憂に終わった。
私は2節の名古屋D対琉球で今季最初の公式戦観戦をしたが、チームケミストリーの高さには衝撃を覚えた。
— ゆうちゃん WE READY (@sena_Ante_7) 2017年10月29日
名古屋の出来が悪かったのは否めないが、特に二ノ宮の才能、津山の成長を感じた。
石崎の加入により、岸本ものびのびとプレーできていた。
しかし開幕前にマカオでの大会に参加したこともあってか、秋の時点でチームはかなり出来上がっていた。
そこからの成長・発展という点では物足りなさを感じたのも事実だ。
開幕当初ベンチを暖めていた田代が終盤にはブースターが代表入りを推すくらい信頼できる選手に成長したが、前述の二ノ宮、津山は徐々にプレータイムを減らした。
(津山は来季移籍が濃厚だ)
また帰化選手アイラ・ブラウンが加わったことはメリットもデメリットもあり、外国籍選手と合わせて80分を3人でシェアできるため、その分3人の負担は増えた。
日本人のインサイドプレーヤーがいないため、彼らがファールトラブルに陥ると制空権を握れず、苦戦したこともあった。
このマッチアップゾーンディフェンスすごすぎ pic.twitter.com/QMyR5fzKyW
— ゆうちゃん WE READY (@sena_Ante_7) 2018年5月6日
琉球のストロングポイントはこのような感じの練度・強度の高いディフェンスだが、ここを維持・発展させ、かつオフェンス力を上げていきたい。
また津山に加え、渡辺も移籍の方向だが、新たに獲得する選手によりサイズアップも図りたいところだ。
そして何より外国籍選手、特にハッサン・マーティンの残留は必須だろう。
来季はファイナル進出を期待したいチームだ。
日本バスケ界の発展のためには若手日本人指導者の成長が求められるが、その中でも佐々HCには特に期待している。
昨季優勝の栃木・ウィスマンHC、今季の東京・ルカHCは選手交代やタイムアウトのタイミング、タイムアウト明けのデザインプレーなど采配に経験を感じさせた。
来季は佐々氏ら日本人HCのチームがベテランHC率いるチームを打ち負かして、頂点に立つ姿を見たいという想いもある。
(もちろん東京の連覇も見たい!)
※シーズン半ばは琉球の試合を見る機会が少なかったので、個別評価は割愛いたします。
PS
ゴーディーさん、4月の三河戦でははるばる遠征してくれて、ありがとう☆
しかもメインアリーナの刈谷ではなく、僻地・岡崎中総まで来てくれて嬉しかったです!
レギュラーシーズンでは初の遠征とのことでしたが、来季はじゃんじゃん遠征してくださ~い!
(大きなお体なので大変だとは思いますが/笑)