Bリーグ17-18 第31節 千葉対川崎

レギュラーシーズンも残り3試合。

今節の結果により、CS・残留プレーオフに関わることがいくつも決まる可能性があり、どの試合からも目が離せない節だった。

体がいくつも欲しい状況だが、私はバスケファンになる以前から好きだったJリーグ名古屋グランパスの試合もあったので、最初はそちらを見ていた。

しかしグランパスは現在8連敗中、今日の試合もまるで得点のにおいが感じられず、途中でバスケ観戦に切り替えた。

(ちなみに本日は引き分けて連敗を止めたようだが、34試合で争われるJリーグで9試合勝ちなしは致命的だ)

前フリはさておき、グランパスの試合から切り替えて見たのが表題の通り千葉対川崎。

千葉は勝てば東地区優勝が決まる。川崎が勝てば東地区の1~3位の決定は最終節までもつれる。

そして何よりも川崎に注目したのはコレだ。

4/26に日本国籍取得が発表された昨季のリーグMVPファジーカス。

昨日登録変更が完了し、今節から帰化選手として出場することとなる。

川崎はオンザコート2-1-1-2が基本だったが、ファジーカスの日本国籍取得に伴い、今節は1-2-1-2を敷いた。

その他ラインナップ等変わってくることがあるだろうと注目していた。

ワイルドカード1番手でのCS出場の可能性が高いが、他クラブからしたらこれまで以上に恐ろしいチームである。

その川崎はチェックしてみた。

3月末のとどろきの試合では千葉が圧勝したが、この日は川崎が勝利した。

私が見ていた後半の印象だと、ポイントは

・オフェンスリバウンド

・豊富なラインナップパターン

・オフェンスのバリエーション

・富樫

といったところだろうか。

リバウンドは千葉22対42川崎という状況だったが、オフェンスリバウンドは4対16と川崎が圧倒している。

前節で負傷した篠山がメンバー外となり、鎌田、小澤もDNPだったが、帰化選手ファジーカスの恩恵により、デービス、アマンドソンがそれぞれ25分前後の出場となり、2Qでは野本を3番ポジションで使う時間帯もあったようだ。

また藤井がファールトラブルによりベンチに下がった時間帯には特別指定選手の青木がしっかりとつないだ。

4得点を決め、ディフェンスでも富樫が苛立ってる姿をあらわにする場面もあった。

こうしてベンチメンバーの活躍も勝利の要因の一つだが、シーズン当初からチーム全員で戦ってきた北HCの采配が大一番で力を発揮できた理由でもある。

一方の千葉は富樫が28得点と活躍したが、うち18得点が3ptシュートによるもの。

ペイントエリアを崩してからの得点も少なく、川崎からしてみれば怖さはさほどなかったのではないか。

単発でのオフェンスが多く、また阿部が欠場・前節復帰した西村は本調子に程遠く、6分ほどの出場に留まっており、CSに不安が残る試合となってしまった。

とライブでこの試合を見て、見逃し配信で名古屋対三河を見たのだが、その合間にチラ見した新潟対富山で富山が勝利。

ドルアリの結果に関わらず名古屋はCSが確定という前提に見始めた。

結果は三河が勝利。千葉が敗れたため、三河は第1シードでのCS出場とQFの相手が栃木と確定した。

三河の老獪さと名古屋の未熟さが同時に見られるという面白くもなんともない試合だったが(笑)、3試合欠場から復帰した比江島はやっぱり比江島、おかしかったw

こういうのとかああいうのとか。

試合後インタビューでご満悦な表情だった鈴木HCもCSを見据えて、色々と試しているようだ。

シムズはもうあきらめた様子で(笑)バッツを38分起用しているが、3Q名古屋に走られ、本来なら比江島を使いたい時間帯に橋本・狩俣の2ガードを敷き、実際狩俣は期待に応えていた。

この様子だとQFは栃木に連勝しそうだ。

そのあとは...今までの主張通りです、過去ログ参照くださいませw

レギュラーシーズン最終節は一部チームを除き、5/5、6に行われる。

過密日程であり、CSの組み合わせは現時点のものから変わらない可能性が高そうだが、コートに立った選手は全力でプレーしてほしい。

昨季の青いチームのような醜態は見たくない。