私は昨日午後外出しており、wi-fi環境もなかったため、スマホで低画質にして見ていた。
その条件下なこともあり、9点差がついた4Qのオフィシャルタイムアウトで見るのをやめた。
しかしTwitterを見ていたら、栃木が猛追しているとの情報で、再度見始めたが、ものすごい大逆転劇が起きた。
栃木としてはこの勝利はCS出場に向けて、大きな転機となる1勝かもしれない。
クラブ史に残る劇的勝利かもしれない。
あの大音量BGMの中で声を枯らしたサポーターには思い出に残ろことだろう。
また東京ファンの私としても栃木のこの勝利はうれしかった(笑)
前置きはここまで。本題に移りたい。
(リアルタイムではスマホ・低画質での観戦だったので、もちろん自宅でしっかり見直してます/笑)
同点、残り4秒、リバウンド取れた。見てる側も何が何だか分からない切羽詰まった状況なのに、喜多川選手は「ファウルをもらえればいいや」。この落ち着き、ホント頼もしいですねえ。|「最悪ファウルをもらえれば」の精神で勝利を決めるフリースローを得た喜多川修平https://t.co/3C68IMiLX8 pic.twitter.com/B2EKK9LWhj
— バスケット・カウント (@basket_count) 2018年3月18日
試合終了
— リンク栃木ブレックス公式 (@linktochigibrex) 2018年3月17日
栃木 73 - 71 千葉
千葉にトランジションから得点を奪われ、なかなか点差を縮められない。
しかし、激しいディフェンスから相手のミスを誘うと#32 ロシターのバスケットカウント、#0 田臥のレイアップ、#9 遠藤のジャンパーで猛追。
#31 喜多川が逆転のフリースローを決め、73-71で逆転勝利! pic.twitter.com/qgO8u2Qjve
千葉としては4Qのオフィシャルタイムアウト明けで決着をつけられる試合だった。
まず3Qラストプレー。
あれは見事すぎて何と言っても良いのやら(笑) https://t.co/Kp2thUXGKX
— ゆうちゃん (@yusukekun_07) 2018年3月17日
3Qラストオフェンス pic.twitter.com/4QwkrdoZOI
— ゆうちゃん (@yusukekun_07) 2018年3月18日
最高の終わり方で55-45、千葉10点リードで最終クォーターを迎えることとなった。
その勢いのまま突き放したいところだったが、富樫が頭部を負傷し、休ませざるを得なかったのは痛手だった。
ライオンズのシュートタッチも良くなかった。
その中で栃木は5人全員がハードなディフェンスで、千葉に簡単なプレーをさせなかった。
まさにその通りですね。こちらつぶ担は比較的すぐあきらめて、シュートが落ちるのを祈るタイプでした!|栃木と田臥勇太が共有する守備の矜持「打たせて良いシュートなんて一つもない」https://t.co/2ejhDE7WyW pic.twitter.com/ipnqMCZAl2
— バスケット・カウント (@basket_count) 2018年3月12日
その中で昨季のベストディフェンダー賞受賞の遠藤は出色の活躍だった。
オフェンスでも3ptシュート4本を含む15得点を挙げ、ディフェンスでは10センチ以上のサイズの大きい小野相手に怯まずディフェンスを仕掛けた。
「今季、千葉との対戦成績は1勝3敗だったが、4Qの最後で逆転して勝てたことは本当に自分達の自信になった。
— リンク栃木ブレックス公式 (@linktochigibrex) 2018年3月17日
積極的にしっかり打ち切ろうと意識した結果シュートが入って、チームにいい流れを与えられた。
信頼関係やチームで守るという意識が、ディフェンスの強度を保てた要因だと思う。」#9 遠藤 pic.twitter.com/fg2RCmPF0y
その中で4Qの5分を終えて、65-56。
千葉は突き放すことこそ出来なかったものの、このチームに勢いをつけられるようなプレーもあり、9点差。
全く焦る必要はなかった。
ギブス、ロシターでリバウンド取れず、逆に富樫→ライオンズでアリウープ、エンドワンのおまけつき
— ゆうちゃん (@yusukekun_07) 2018年3月17日
これは栃木大ダメージ。。
ライオンズエンドワン pic.twitter.com/tJ990rXQm1
— ゆうちゃん (@yusukekun_07) 2018年3月18日
オフィシャルタイムアウト明けもFTを決めきれないなど乗り切れない千葉だったが、このビッグプレーで12点差。
エドワーズビッグプレー pic.twitter.com/YcBhxSe8s0
— ゆうちゃん (@yusukekun_07) 2018年3月18日
今度こそ突き放さないといけなかったが、逆に遠藤の3ptシュートが決まり、その1本から千葉が一気に焦ってしまった感が否めない。
結果このあと千葉は2点しか取れなかった。
次のターニングポイントは残り30秒千葉1点リードで迎えた場面での栃木のディフェンス
栃木決死のディフェンス pic.twitter.com/ObPMoKq5uu
— ゆうちゃん (@yusukekun_07) 2018年3月18日
この後のFTで栃木が追い付き、千葉はタイムアウト。残り27秒からのオフェンス。
バスケでしか味わえないであろう緊張感高まる瞬間、この試合最大の見せ場である。
富樫アイソレーション→喜多川FT獲得 pic.twitter.com/0Q6RU5gBqz
— ゆうちゃん (@yusukekun_07) 2018年3月18日
千葉がスクリーンも掛けず、富樫に全てを託したこの場面には様々な意見があると思う。
バスケの魅力・奥深さが詰まったこの試合の4Qだったが、その中でも残り27秒は特に詰まっていた。
千葉のラストオフェンスは果たしてあれで良かったのかな?
— ゆうちゃん (@yusukekun_07) 2018年3月17日
2pt決めても2点差。ポゼッション栃木に移って、ポーンと投げたボールが吸い込まれたら逆転されるってことを考えたんだろうけど、ロングリバウンド取られて、一番サイズとディフェンス力劣る富樫が喜多川に対応することとなった。
映像見直した。富樫のシュートは確かにちょっと早かった。打ったのがショットクロック残り5秒。クロックが見える位置ボールを保持していたから、余計にそう思えるな。まだレギュラーシーズンだから、ジェッツはこの負けを学び経験したいところ。まずは明日だね。
— Takashi Aoki (@gobluetree629) 2018年3月17日
あぁなるほどー
— ゆうちゃん (@yusukekun_07) 2018年3月17日
俺は富樫アイソレーションに託したセレクション自体が疑問だったけど、さらに富樫がやや早撃ちだったと。
早撃ち、ロングリバウンド、拾ったのが喜多川とかもう千葉としてはあれ以上ないくらいの最悪の展開だったわけだな…
レーナが最悪延長でも良いと言ってたが、ごもっともで、インサイド攻略してレイアップなら外れてもロングリバウンドにはほぼならないんだよなぁ。
— ゆうちゃん (@yusukekun_07) 2018年3月17日
昨日のOTO明けについて討論会やってみたいな(笑)
もちろん結果論ですが、栃木がボーズマン不在、遠藤.喜多川が4ファール、ギブスがあまり点取れてない、などなどから千葉は延長勝負で良かったと思ってます。
— naojiro (@naojiro219) 2018年3月18日
ナベのケガもあり、田臥のプレイタイムの長さからも満身創痍だったと思います。それでも千葉は落ち着けなかったのは栃木の鬼気迫る気迫のせいでしょうから、栃木はホントにあっぱれです。
— naojiro (@naojiro219) 2018年3月18日
また千葉が4Qの3分30秒ごろにマイボール判定だったためタイムアウトを申請したところ、判定が変わり、相手ボールの時にタイムアウトを取ることとなったのも結果に響いた。
このタイムアウトがなければ喜多川がFTを決めたあとにタイムアウト残っていたかもしれず、終盤のベンチワークに大きな影響を及ぼした。
ここまでああだこうだ書いてきたが、バスケとはメンタルスポーツだということを改めて痛感させられた試合だった。
バスケは選手交代が自由、タイムアウトもあり、流れが目まぐるしく変わる。
その中で一度劣勢になると引き戻せないのは昨季QF等でも見せた千葉の悪癖であり、全員でのディフェンスをベースにした諦めない戦いが出来るのは栃木の強みである。
結局のところ戦術・技術よりもメンタルで上回ったチームが接戦を制するのだろう。
栃木は今季主力の移籍、HCの交代もあり、序盤戦は苦戦を強いられ、CSはワイルドカード2番手で出場できるかというところだが、チームに浸透している勝負強さは出場することとなった場合は対戦するチームとしては非常に脅威だ。
現時点では三河との対戦となる。
今季は4回対戦し、三河が3勝しているが、CSは全く別物。
三河が敗退しても何ら不思議ではないし、三河勝ち上がりにしても昨季のように上手くはいかないだろう。
栃木は次節が川崎、ミッドウィーク1マッチの次々節は東京との対戦。
激戦の東地区からますます目が離せなくなってきた。