比江島慎、栃木ブレックスへ移籍

契約情報が発表されず、Bリーグファンの間で話題となっていた比江島。

7/17に三河から「選手契約状況に関するお知らせ」と題するリリースが出され、「契約更改に向け協議継続中」との旨発表された。

海外移籍に向けて話し合いが進んでいるのかと思いきや、わずか2日後に三河退団が発表され、すぐに栃木移籍が発表された。

栃木のリリースでも海外移籍について触れているが、今日の会見で比江島は「情報収集して模索している段階」と語っており、現時点でオファーはないと思われる。

海外移籍容認における条件の違いが移籍の決め手ではなく、一言で表すなら三河ではこれ以上成長できない」と判断したのではないか。

さらに言えば、三河は鈴木HCが20年以上率いているチームでマンネリ化も否めず、心機一転の意味合いもあるだろう。

また比江島自身も課題に挙げているディフェンス面は確かに代表で同ポジションを務める田中、馬場と比べると劣り、ここの向上も栃木なら出来ると考えたのだろう。

栃木以外にも多くのオファーがあったようで、田臥の言葉やブレアリの雰囲気などは正直なところ後付けの理由でしかないと思う(笑)エージェントを務める実兄が主導した感もあり、大人の事情も絡んでそうだが、栃木としては中長期的に見ても大きな補強をしたと思う。

W杯予選での活躍次第では最短で年明けの移籍はありそうだが、今回バスケ界でこれだけ話題になったことだけでも栃木ブレックスの存在価値を示すことが出来たと思う。

また記者会見の最後でのファンの方とのやり取りでもあったが、海外でのプレーを経て日本に戻ることになった際にも栃木でのプレーが基本線となってくるだろう。

賛否両論あるだろうが、選手の思いにも配慮した契約が出来るクラブとして認識してもらえることは選手、選手の出身校、ファン、スポンサーなど多方面に良いイメージを与えると私は思う。

そして看板選手である比江島を失う三河

比江島と同郷で、大学も同じ青山学院卒の橋本竜馬も琉球に移籍している。

このクラブに対しては昨年のレギュラーシーズン最終節以降色々と言いまくってきましたが、結局何も変わってないし、誰も責任を取っていない。

その結果が生え抜き主力2選手の流出であり、大きすぎる代償だと思っています。

今シーズンが変革のラストチャンスと認識していますが、結局HCと大ベテラン帰化選手がチームを去らないと根幹は変わらないだろう。

世の中で永久に不滅な組織など存在しない。降格してからでは遅い。降格して立て直すことはとても困難なことだ。

ブースターも本当に好きなら・応援しているならもっと声を上げていかなくてはならないのではないか。

個人的には今後このクラブをどう楽しんでいこうか再度模索しているところだが、降格して刈谷でB1の試合が観られないとか隣街のクラブが消滅とか悲しいので、どうか変わってほしいと願っています。

もっともっと言いたいことはありますが、昨夏ブログに書いたことと主張は変わってないので、割愛します(笑)

※と思っていたら、私の言いたいことが実にきれいにまとまっているブログを見つけ、こちらで紹介することに了承いただいたので、貼らせて頂きます。

比江島移籍に関しても思いを綴られていたので、こちらも失礼します。

こういう想いを抱いているのは私のようなアンチテーゼ心も持ってる奴だけじゃないよってことです。

1年でブースター・ファンの考えは変化してきていると思います。