日本でのバスケ発展に向けて

バスケ界が決戦の時を迎える。

男子日本代表が本日21日と24日にW杯本大会出場、さらには東京五輪の開催国枠確保に向けて大一番に挑むのである。

この2試合が日本での観戦スポーツとしてのバスケットボールの人気向上、プロバスケットボールの地位確立に繋がってくると言っても過言ではない。

さらにいえば若年層の競技者のプレー環境向上等、日本バスケ界の未来をも左右するかもしれない。

性別、カテゴリー、観戦者、競技者等問わず、バスケットボールに興味・関心がある方は是非とも今回のW杯予選を見ていただきたい。

放映権を持つ局が重い腰を上げて、21日はBSデジタル、24日は地上波で生中継する。

試合時間を考えると生で見るのは難しい方も多数いると思う。

録画でもいい。翌日のニュースでもいい。SNSで情報を拾って、拡散するだけでもいい。

とにかくアクションを起こしてほしい。

興味・関心を示して、バスケが取り上げなければいけないスポーツ・稼げるコンテンツであることを示したいです。

私は最近バスケはWリーグをメインで見ており、そのファンの中には男子は男子・女子は女子と考えている方もいるかもしれない。

無関心な方や今はプレーオフのことしか考えられない方もいるだろう。

しかし男子バスケが停滞すれば、女子バスケは停滞を通り越して衰退していくと私は思っている。

男子の強化・発展が進み、そこに乗っかって、関係各所も運営努力して、やっと土俵に上がれるといったところではないだろうか。

男子関係の度重なる不祥事やトラブル、ファンの不毛な争いに嫌気が差している方もいるだろう。

あまり発展してほしくない、マイナーコンテンツなままであってほしいと思う方もいるかもしれない。

Bリーグでは多くのクラブで出待ちや試合後のハイタッチが禁止・廃止されている。

ファン感謝デーに参加しても満足に選手と接することが出来ない場合もあるという。

某社でスマホを新規契約するくらいしか機会がない現状は芳しくないが、Wリーグもプロ化など規模拡大を図れば同じ道を辿る可能性はある。

しかしWリーグの現状を考えると今季のレギュラーシーズンの試合数はBリーグの約1/3、Bリーグよりもさらに恵まれない環境下での公式戦開催も多い。

観客はチーム運営会社の社員やミニバス少年少女が大半で、プレーオフでもメディアの報道は少ない。

この現状が変わってほしいと思う方は第一歩として、今回の男子W杯予選に目を向けてほしいし、今後も男女フル代表の公式大会やBリーグのチャンピオンシップなどビッグイベントは気にかけてほしい。

トム・ホーバス女子代表HCが富山での男子W杯予選でファンのように歓喜している姿を見ることができた。

ドナルド・ベック元トヨタ自動車アンテロープスHCは現任の富山グラウジーズでの試合の合間を縫って、名古屋から東京まで移動し、教え子の応援に駆けつけていた。

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. 私の大好きな大好きな コーチベックに会えた日☺️💕 . サプライズ登場で とっても嬉しかった🥰 . 走って行ってハグ🤝🤝🤝 会いたくて会いたくてたまらなくて 今年は男子に行っちゃったから 会う機会もないと諦めてたので 突然現れて嬉しすぎて発狂した。 . 個人的にはあまり良くなかったけど 良く頑張ったね、凄かったよ って沢山褒めくれて嬉しかった コーチのおかげで今の私があるよ ありがとう😊! . Thankyou corch Beck. #時差更新 #family . #良いタイミングでのツイッター #ベックさんへの昔の記事をリツイートして頂いたので #見事に便乗 #時差更新

丹羽 裕美/NIWA YUMIさん(@ym_nw08)がシェアした投稿 -

ファンでもこうしてバスケ一丸な気持ちがある人々が増えればバスケ界は盛り上がってくると思うし、今回の男子W杯予選がその契機となることを切に願っている。