Tokyo2020 3x3女子日本代表 Day1

game1 🇯🇵日本18-21ROC🇷🇺

画面越しで見ていても五輪初戦の緊張感が伝わってきた日本。動きが硬く、特にディフェンスでの出足が鈍い。ROCに2ptシュートをことごとく決められ、最大8点差。日本も果敢なドライブインで相手のファールを増やし、何とか食らいついていこうとするが、山本選手の2ptシュートがエアボールになってしまうなど得点が伸びない。世界の山本でもこうなってしまうのが五輪なのだろうか…

篠崎選手の2ptシュートが決まり、オフィシャルタイムアウトも経て、徐々に日本らしさを出てきた。特に篠崎選手のスピードは相手を翻弄しまくっていた。2ptシュートを決まればノックアウト勝ちという状況での粘り腰は圧巻の一言だっだか、序盤の点差が重くのしかかり、黒星スタートとなった。

 

game2 🇯🇵日本20-8ルーマニア🇷🇴

初戦の硬さが取れて、五輪予選で見せたアグレッシブでフィジカルなディフェンスを10分間やり続けた。サイズでは大きく劣るがリバウンドで24-10と圧倒。さらにはベンチからの山本‘監督’の声などプレー以外の部分でもエナジーを出しまくった日本が圧勝した。最後まで一番確実な形でスコアを重ねた一方で、ディフェンスでは試合終了のブザーが鳴るまで一切手綱を緩めない徹底ぶり。

彼女たちの力を存分に発揮できた完勝だったと思うが、試合後は一切笑顔がなく、志の高さを感じた。

 

 

男子も初日は1勝1敗。2試合ともオーバータイムまでもつれる熱戦だった。特に2試合目のベルギー戦は足が止まるだけでなく選手のプレー判断も鈍り、解説者はハイテンションになりすぎていた死闘。土曜日のプライムタイムということもあってか3x3を初めて見る人も多かったようで、競技の魅力が伝わったのではないだろうか。

 

明日は女子は2試合目で強敵フランス戦。山本選手の爆発に期待したい。男子は富永選手の2ptシュートがもう少し決まると余裕を持って戦えるのではないか。引き続き熱戦を楽しみたい。