名古屋が播戸に興味を持っているのはすでにこちらでも取り上げているが、
今日のスポニチでこんな記事が出た。
広島・寿人に名古屋がオファー
いつも名古屋の名前が出るとき他チームがオファーして、「名古屋も興味を示している」という
スタンスの記事が多いが、この記事も播戸も名古屋が単独。
そのことから名古屋がFWしかもストライカーを狙っているという姿勢は理解できる。
昼までは「FWはいらんでしょ?」って思ってたし、名古屋サポの知り合いもそういう考えだった。
でも視点を変えて考えてみるとストイコビッチ新監督が玉田を中心とした攻撃を考えているのではないかと思った。
ヨンセンが8/15の新潟戦で負傷し、8試合に欠場した。
その間のFWは杉本・巻の2トップが1試合、杉本・玉田の2トップが5試合、玉田の1トップが2試合である。
(杉本・玉田の2トップながら、登録上は津田を加えた3トップの場合、玉田1トップながら、同じく小川との2トップの場合があった。)
その中で実質玉田のワントップで戦った柏戦、清水戦では非常にパスが繋がった。
クラブW杯を制したACミランや「トップレス」と呼ばれる革新的な戦術で戦っている
ASローマなどを模倣したような形である。
一方パスは繋がってもなかなかペナルティエリア内まで侵入出来なかった試合でもあった。
柏戦は金の個人技で先制し、その後も相手DFの退場があって、優位に試合を進めることができたが、脅威を与えるような攻撃は数えるほどだった。
ストイコビッチ新監督はこれをベースにポイントゲッターを加えて来季を戦っていこうと考えているのではないか。
ヨンセンがJリーグでも有数のターゲットマンであることは否定できない事実であるが、
スピード不足も露呈している。
また名古屋の日本人選手たちはヨンセンに依存している傾向がある。
実際開幕からの連勝が止まったあとからアジアカップによる中断前や秋の負傷から復帰後の名古屋の戦い方を見ると容易にそう判断できる。
とは言っても何度も言っているように現状の名古屋が現役日本代表クラスの選手を獲得できるとは思えず、フェルフォーセン監督が出来なかったヨンセンと玉田の融合を実現させ、戦っていくのが得策ではないかと考える。
また佐藤に関しては入れ替え戦終了後サポーターに涙の謝罪と1年でのJ1復帰を宣言した選手。
それだけに名古屋うんぬんではなく、どこにも移籍して欲しくないところ。
サッカー界において本日最大のニュースはこれ。
最初この記事を見たとき120%ウソだと思った。
今までアフリカ諸国など多くの監督就任要請を受け、Jリーグでも神戸が監督候補にリストアップしたことがあったが、結局条件面で折り合わず、2年弱"無職"期間が続いていた方である。
そんな方が日本の3部リーグにあたるJFLで下位のクラブの要請を受けるはずがないと思ったからだ。
それが今日のうちにクラブ側から正式に発表され、明日沖縄入りし本人が会見するとのことではないか?!
それにしてもJFLのクラブがトルシエ招聘だなんてどうやってお金を捻出したのかと思ってたら、来季からPRIDEの運営会社だったかの社長してた人がクラブ入りするようで、そういう絡みがあるんでしょうかねぇ。
トルシエのことなので、これをステップアップにJ1の監督でも狙ってるような気がします。
それはそれで楽しみですが。