Bリーグ17-18 第15節 名古屋対三河 Game1

名古屋の思惑通りに進んだ試合ではなかったか。

攻守に人も手も足もよく動き、ボールもよく回っていた。

オフェンスではドライブからのボックスアウト、インサイドへのダイブなど多彩なバリエーションで攻め立てた。

藤永、大宮のベンチメンバーがディフェンスで見せ場を作り、チームにエナジーを与えていた。

三河に主導権を与えず、完勝と言っていいだろう。

三河は三遠、京都に敗れた試合同様本来ストロングポイントであるはずのリバウンドで優位に立てず、名古屋の若さ溢れるオフェンスに翻弄されていたが、とにかくディフェンンスが悪い。

サッカーでよく使われる表現を用いるとボールウォッチャーになる場面が非常に多い。

選手のポジションが重なる場面も目立った。

加えて桜木、オルトンのイライラも募り、このチームの悪い時のパターンが全部出ていた。

ラスト3分の戦い方に関しては長くなりそうなので、別編であげるが(笑)、これだけ。

>我々が最後の最後まで受けてしまったというゲーム

>なんとなくふわっと入ってしまって、ちょっと今、コンディショニングが良くない中で、名古屋Dさんのリバウンドへの執着心だったり、ディフェンスに対する執着心が良かったんでは

何故最後の最後まで受けてしまうのか?タイムアウトはないのか?ハーフタイムはないのか?

コンディションが良くないのはタイムシェアが出来ていないから。

執着心がないなら出させるのがHCの仕事。

こういうお仕事ですよ(笑)

短いコメントの中に突っ込みどころが多すぎて困りますw

あまりネタを提供しないでください(笑)

最後に選手短評(5.0が最高)

〇名古屋

#1 藤永 3.5

持ち味のディフェンスだけでなく、3ptシュートを1本決め、アシストも2つ。

プレータイムは決して長くないが、欠かせない存在

#3 柏木 3.0

コンディションは上がっており、チームメートとの共通理解も進んでいる。

よりベテランらしく落ち着きを与えられる存在でありたい。

#6 船生 4.0

両チーム合わせて最長のプレータイム

ドライブ、外角シュート、比江島封じなどオールマイティな活躍

#8 張本 2.0

桜木封じに手を焼いたとはいえ、得点0はいただけない。

オフェンスでは積極性も感じられなかった。

#9 安藤 3.0

及第点の活躍は見せたが、もっとシュートアテンプトが欲しい。

2Q立ち上がりの早打ちも若さをのぞかせた一面。

#12 中東 3.0

こちらも及第点の活躍。

安藤との違いを見せたい。

#21 笹山 4.5

3ptシュートを立て続けに決めた時間帯も。

ゲームを創れている。

#24 バーレル 4.0

豪快なダンクは少なく、怪我もあるのかプレータイムは短めながら、両チーム合わせて最多得点。

ミドルジャンパーがよく決まったこの日のMVP

#33 ティルマン 3.5

地味ながらオフェンスの潤滑油として機能した。

ディフェンス時のミスマッチは周りとのコミュニケーション不足か。

#34 ブラッキンズ 4.5

アシストも5つ記録するなど個人的には彼がMVP

オン1の時間帯も任せされる頼りになる存在だ。

#88 大宮 3.5

移籍後リーグ戦初出場。6分余りの出場だったが存在感を示した。

桜木はこのブロックショットでイライラが頂点に達したかもしれない。

※中務は出場なし

三河

#0 橋本 4.0

3ptシュートが引き続き好調。

冴えないチームにおいて最後まで気を吐く。

#3 オルトン 2.5

能力の高さは誰もが認めるが、メンタルコントロールが出来な刈れば大舞台では戦えない。

ディフェンス面でも課題あり。

#4 狩俣 1.5

ここ数試合は第3PGとしての扱いが続いている。

攻守に積極性がなく、迷いが感じられる。

#5 バッツ 2.0

リバウンド力よりも機動力のなさが出てしまっている。

HC采配によりオン2の時間帯ながら他の2人がベンチにおり、かわいそうな状況となった。

#6 比江島 3.5

好調を持続。

日本の、三河のエースだ。

#8 村上 3.0

高速ドライブは貴重なオフェンスオプション。

レイアップ以外のシュートは向上の余地あり。

#9 森川 1.0

西川欠場でプレータイムを得たが、空気と化した。

絶好のアピールの場を逃した。

#14 金丸 3.0

15得点こそ決めたが、チームの流れを変えるまでには至らなかった。

キャッチ&シュートの名手だけにこの試合展開では辛いところ。

#16 松井 2.5

シックスマンとしてアグレッシブに動いたが…

3ptシュートアテンプト3は彼に仕事の場が回ってこなかった証か。

#32 桜木 2.0

張本、大宮の厳しいマークの前にイライラが募った。

終盤は自らの手首をつかみファールをアピールするお馴染みの光景に終始した。

※西川は出場なし、加藤は評価対象外。

桜木ありきのチームだが、彼を活かすうえで機動力のないバッツとディフェンスに難があるオルトンという3人の組み合わせは不適正ではないか。

本当に優勝したいのなら、バッツもしくはオルトンの契約解除を視野に入れる必要もあるだろう。