Bリーグ通信といいつつ、B1上位チームの試合レビューが大半の当ブログ。
たまにはB2にスポットを当ててみることにしました。
熊本など他のプレーオフ圏内クラブの関係者やファンの方が目にしたら顰蹙買いそうなタイトルですが、ご了承ください。
まず福岡とはどんなクラブなのかを調べてみたが、大元となる組織は2005年に設立されたとのこと。
現在千葉ジェッツで活躍しているマイケル・パーカーが所属していたこともある旧bjリーグ出身クラブのようだが、経営状態は芳しくなく、紆余曲折を経て、現在に至っているようだ。
Bリーグ開幕となった昨季はB3リーグからスタート、今季B2リーグへ昇格し、先般来シーズンのB1ライセンスが発行されているが、大河チェアマンいわくギリギリ合格だった模様。
経営・運営面に関しては課題が多いクラブのようである。
さて前フリはこの程度とし、先週末福岡対秋田のB2頂上決戦が行われた。
私が見たのはゲーム2だが、前節まで8敗の福岡と4敗の秋田に相応しい好ゲームだった。
【試合終了】GAME2🏀
— ライジングゼファーフクオカ (@rz_fukuoka) 2018年4月1日
【福岡】VS【秋田】
81ー71
同じ相手に連敗無し🔥
最後まで集中を切らさずに福岡一丸となって戦えました‼️
嬉しい勝利🏀
WIN‼️WIN‼️WIN‼️
バスケットはこうでないと🏀#ライジングゼファーフクオカ#Bリーグ#バスケット#B2リーグ首位決戦 pic.twitter.com/59JcQkCWIj
4月1日(日)
— ライジングゼファーフクオカ (@rz_fukuoka) 2018年4月3日
@飯塚第一体育館#ライジングゼファーフクオカ vs. #秋田ノーザンハピネッツ ツ
福岡○81ー71●秋田
1Q 17ー15
2Q 14ー16
3Q 22ー19
4Q 28ー21https://t.co/y8nVNfp29m
3分45秒頃~の小林選手の連続3Pシュートは圧巻👀#B2リーグ首位決戦#勝利
ちなみに両チームの特徴に関してはバスケ、サッカー、野球、競馬など幅広く精通していて、私が敬愛してやまないフォロワーさんのブログをご参照ください
↑いつもの作戦(笑)
福岡
というわけで書いた。もしプレーオフで戦うなら、今度は自分たちが格下だとハッキリ認めた上でいかに相手の良いとこを潰し、それを最低50分やるしかないように思う。あくまで現時点では。/闘鷲降臨~西風に手を上げて(17-18GAME35~36)#FE名古屋 https://t.co/FVbywVgDyJ
— Nacky→4/7vs金沢@枇杷島 (@Nacky_FENGCD) 2018年2月13日
秋田
先週末のレビューをアップ。秋田も福岡も強いけど、あれを相手になんとか出来るようにならないとB1にはいけないし、それを目指すチームであって欲しいと思いますね。/闘鷲降臨~40分間闘えますか(17-18GAME43~44)#FE名古屋 https://t.co/9XXi0Rsob9
— Nacky→4/7vs金沢@枇杷島 (@Nacky_FENGCD) 2018年3月19日
タイトルの通り、福岡目線の記事を書いていくつもりだが、秋田についても少しだけ。
とにかくディフェンス強度が高い。
昨季はB1東地区でシーズン前半はbjリーグとの差に苦しみ、低迷していたが、後半戦は息を吹き返したチーム。
惜しくも残留はならなかったが、主力がほぼ残留し、新HCには欧米で経験豊富な方を迎えた。
来季もこの体制を維持しつつ、B1仕様の補強も出来れば、昨季のようなことにはならないチームであることは確実だ。
ようやく福岡についてだが、印象としては
〇(Nackyさんと同じ表現になってしまうが)サッカー的に言うところのポジティブトランジションが速い
→試合全体を通して、千葉ジェッツのような速いバスケをしているわけではない。
ディフェンスでは要所でオールコートプレスやダブルチームを敢行し、相手の出鼻をくじく。
また緩急のつけ方やここぞという場面でのテンポアップが抜群に上手く、合わせから一見ラクに点が取れている。
これはNBLの強豪クラブで活躍してきた山下、小林の存在が大きいのだろうが、私が見た試合ではジェイコブセンは1Q終盤にテクニカルファールを取られ、その後はリスクマネージメントのためか出場していなかった。
それでも秋田に終始主導権を渡さず、勝利したのはチーム完成度の高さゆえだろう。
福岡対秋田 ゲーム2 2Q pic.twitter.com/SgOQWmw28J
— ゆうちゃん→next 4/14タツヲday (@sena_Ante_7) 2018年4月6日
〇1Qから頻繁に選手を入れ替え、常にフレッシュな選手がコートに立っている
山下、小林のチームではあるが、秋田との大一番、しかも前日敗れている中でも彼らのプレータイムは30分に達していない。
タイムシェアが徹底されているチームなのだろうか。
〇サイズ・フィジカルで勝っている
日本人選手の平均身長は秋田よりも上ではないか。当たり負けしない体つきの選手も多い。
加えてB2では現在唯一であるファイパブ月瑠の存在も非常に大きい。
パブの身体能力を前面に押し出したプレーはB2ではなかなか止められる選手はいないし、B1でも帰化選手や代表クラスのビッグマンでないとなかなか厳しいところだ。
秋田も含めB1下位チームと変わらないレベルにあり、この2チームが順当に勝ち上がって、昇格すれば期待できそうではあるが、福岡に関しては危うい面もある。
B1とB2では外国籍選手に関しては上位チームのエース級以外そこまで差はないように思うが、ガードのプレースピード・技術に相当な差があるように思う。
福岡の日本人の主力選手は皆30代で、B1で長いシーズンを戦うには不安が残る。
PGに山下の控えとして若手選手、SGもしくはSFにスラッシャータイプの選手が欲しいところだ。
B1昇格の目玉として地元出身の日本代表エースはどうだろうか?なお背番号6は空いていない...
また外国籍選手に関してもジェイコブセンを残した上で、スケールアップが必要だ。
ペッパーズは攻守に献身的な優れた選手だが、B1で戦う上では厳しい。
琉球が一段階上に進むために昨シーズンオフマクヘンリーとの契約更新を見送ったが、同様の判断が求められるのではないか。
パブに関しても昨季は横浜でプレーしており、B1を体感してはいるが、フィジカルに頼らないプレーが必要となってくる。
今季の昇格組は入れ替え過ぎた島根、入れ替えなさ過ぎた西宮いずれも大苦戦している。
秋田も福岡も昇格はすると思うが、情に流されないチーム編成が出来るかがB1を戦い抜く上でのカギだろう。
今日もチアがんばりま〜す✨✨
— KANA (@RFCkana) 2018年4月3日
みなさんもお仕事がんばって‼︎‼︎ pic.twitter.com/LMUj88IjvD
ちなみに福岡はこんなにステキなチアがいて、来季は新アリーナを使うとの情報もあり、観光地も豊富。
遠征したいので、絶対昇格してほしいです!
※B2にも注目していきたいけど、配信のレベルもうちょっと上げてもらえないですかね...
画質とショットクロック表示だけでも。。。