【B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18】
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) 2018年5月20日
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ファイナルは東地区で優勝を争った千葉と東京の対戦となった。
個々の能力の高さを活かして順調に白星を重ねるも、日本代表選手を3人抱えるゆえの弊害として連携を高められず、けが人も相次ぎ、成績を伸ばせなかった東京。
新外国籍選手のガフニーが期待外れで開幕当初を乗り切れなかったが、ガフニーと契約解除し、ライオンズを獲得後ハーフコートオフェンスも機能するなどチームとしての幅が広がった千葉。
どちらも強い。中立地での一発勝負。どの選手も初めてプレーするアリーナ。
想定外の展開がいくつも起こるだろう。
私は57-56とロースコアゲームの末に東京が勝利した12/31のような試合になると予想している。
その中でレギュラーシーズン終盤に調子を上げ、SFではアウェーで三河に連勝した東京が有利と見ている。
その要因は主に3つ。
①タイムシェア
②経験値
③ディフェンス力
①.10人でタイムシェアし、大きな偏りもない東京に対して、千葉は実質8人でローテーションしている。
その中で富樫、小野、パーカー、エドワーズへの負担が大きい。
一発勝負なので後先考えず全力で戦えば問題ないとの見方も可能だが、P&Rやマンツーマンでの激しいディフェンスなど東京相手では消耗戦が予想され、分が悪い。
②.東京は田中、竹内、ウィリアムズなど昨季のSFやW杯予選、NBAなど大舞台の経験者が多い。
今季のチームも先述の通り、アウェーでの死闘を制してファイナルに進んだ。
千葉は天皇杯を連覇しており、一発勝負の強さはあるが、富樫、パーカーがリズムが悪い時にいら立ちをあらわにする傾向にある。
③.両チームともディフェンスは堅い。レギュラーシーズン平均失点数は東京が2位、千葉は4位。
SFの戦いを見ても分かることだ。
ただコート全体でのディフェンス力を考えると東京か。
千葉はゴール下でのディフェンスがやや甘く、ドライブを許しやすい傾向にある。
東京はマンツーマンで守ることを大原則としているため、ズレを作られたときにオープンショットを許してしまう。
そこから千葉得意の3pt攻勢に持ち込まれると東京のディフェンスが崩れる可能性はある。
ここまできたらコーチングスタッフ含め全員がキーマンであり、見どころは山ほどあるが、
安藤対富樫
馬場対小野
ここを制するものがチャンピオンにグッと近づくのではないか。
要因の一番目に挙げた通り、東京有利だと思っているが、千葉としては機動力に欠け、プレーエリアも狭いウィリアムズがコートに立つ2Qで主導権を握りたいところだろう。
東京はオンザコートの変更、オン2の時にカークとレーンの同時起用など奇襲を仕掛けても面白いかもしれない。
↑ルカHCがやるとは思えないが(笑)
泣いても笑ってもあと1試合。
正直運に左右される要素も多分にある。
両チームとも悔いのない戦いをしてもらいたい。