三菱は強かった。
王、西岡、小菅でローテーションするインサイドは誰が出てきても安定していて、得点力もある。
渡邉は大一番でもいつものパフォーマンスを発揮した。
— アイルトン・セナ (@Ante_7_Sena) 2019年1月26日
根本を抑えることには成功したが、池谷の身体能力を活かした躍動感溢れるプレーには手を焼いた。
川井、風間のPG陣も安定感抜群。
こうして穴がない三菱に皇后杯含めて3連勝できたことはチームの成長を感じるが、その3試合とも同じ入り方をしてしまったことは課題。
前週の東京羽田戦でスターター復帰した水島ではなく、馬を起用し対策したのだろうが、上手くいかなかった。
ステファニー、脇含めセンター陣の一層の奮起に期待したい。
リーグ戦では2試合とも前半ビハインドで折り返し、2戦目に関しては4Q残り7分まで逆転できる雰囲気がなかった。
JX-ENEOSなら隙を見せれば畳みかけられ3分で形勢逆転。
デンソーなら髙田に集中砲火を浴びる。
富士通なら超高速バスケの餌食。
その意味で考えると三菱は経験不足なところがあり、オフェンス面で武器・確固たる強みが不足しているのかもしれない。
話をトヨタに戻して、スロースターターなところは改善しなければいけないが、それ以上にこの2試合では勝負強さが際立った。
個人的にはオーバータイムの末に勝利した1戦目より3Q終了時点で8点差あったビハインドをひっくり返して勝利した2戦目を評価したい。
4Q立ち上がり安間の判断ミスが何度かあり、コート上の選手たちは明らかに苛立っていた。
そこから安間がミスを取り返すべく3ptシュートを沈め、流れを引き寄せるとファストブレイクから安間がスピードを活かしてレイアップを決めると完全にトヨタペース。
もう一人重要な役割を果たしたのがステファニー。
11月のデンソー戦で負傷し、復帰後も本来のパフォーマンスを取り戻せずにいたが、ゴールに近い位置でのプレーに専念すればあれくらいのことは当然出来るはず。
シュートが上手くなればもっとプレータイムは増えるはずだが、今季はひとまず特長を活かして貢献してほしい。
4Q立ち上がり安間ちゃんの判断ミスが多く、他の選手が苛立ってた。
— アイルトン・セナ (@Ante_7_Sena) 2019年1月27日
そこから起死回生の安間ちゃんスリーで一気に流れを手繰り寄せた感じ。
レブさんのワンマン速攻防いだステのブロックカッコ良すぎ!!
そして私が書いてるブログである以上この選手のことに触れずにはいられません。
水島沙紀の躍動を。
2試合ともベンチスタートだったが、30分以上出場し、攻守に存在感を発揮した。
1Q トヨタ15-20三菱
— アイルトン・セナ (@Ante_7_Sena) 2019年1月26日
トヨタが外をケアできず、三菱が優位に試合を運ぶもセナさん投入で流れを手繰り寄せる展開。
セナさん偉大☆
トヨタ守って残り2.2秒オフェンスから pic.twitter.com/P7qxf8dVKP
— アイルトン・セナ (@Ante_7_Sena) 2019年1月26日
3Q 残り6:04
— アイルトン・セナ (@Ante_7_Sena) 2019年1月27日
セナさんディフェンスリバウンド拾ってそのまま突進からエブリンに捌いて決まったやつヤバい!
ずっと2ハンドラーでやってきてチームの型が出来てきたところで復帰して、型を残しつつ、自らの色を出して、強くしてるセナさん偉大すぎるな!!
水島の復活により多彩なメンバー構成が可能ともなり、相手としては的を絞りづらいチームになるのではないか。
JX-ENEOSにも充分対抗できるだけのチームになってきていると思うが、何度も触れているように試合の入りの悪さとイージーシュートをしっかり決める、軽率なターンオーバーをしない。
基本的なことばかりだが、そこを地道にやり切りのがJX-ENEOS。
チームの更なる進化に期待したい。
レギュラーシーズンは残り4試合。