トヨタ自動車アンテロープスの18-19シーズンが幕を閉じました。
今季本格的に見始めて、ほぼ全試合見て、毎回ブログを書いてきましたが、今回ばかりは事細かく振り返りたくはありません。
というのは無責任なので(誰に対する責任なのか分からないけど)、決戦となった3戦目の事を少し。
・楽しめていなかった
選手もトリノスHCも常々試合を楽しむということを言っていた。
この試合ばかりはそうもいかなかった。
どちらが主導権を握るわけでもないじりじりとした試合だったが、トヨタはやや審判と戦ってしまった感があった。
心に余裕がなかったように思う。
一方三菱は後半ビハインドの展開でも選手に良い意味での笑顔が見られた。
チャレンジャー精神を体現出来ていた。
第一の要因にメンタル面を挙げるのはどうかと思ったが、実力が拮抗した相手であり、正直この部分が大きいのではないか。
・ディフェンス力の差
トヨタはシーズン通してチームとしてのディフェンスを構築出来なかった印象がある。
どうしても試合の中で隙が生まれ、不用意な失点をしてしまう。
三菱戦ではSF以外での対戦を含め、西岡のミドルをケアできなかった
・HCの選手起用
個の能力が高いトヨタとチームで戦う三菱の構図だったが、トヨタは三菱と同じ土俵で戦ってしまった。
3戦目は特に選手交代が少なく、消耗戦の様相を呈したが、チームとしてのメソッドがはっきりしている三菱と消耗戦をするのは分が悪かった。
今季のレギュラーシーズンは22試合しかなく、その中で山本や脇はトリノスHCの期待は感じたものの、育てるには難しかったのかもしれない。
しかし実績・経験ともある近藤を今季戦力に組み込めなかったのはトリノスHCの責任。
またシーズン終盤は馬のプレータイムも減った。
ステファニーの進化があったとはいえ、馬の特長を活かすことが出来ればインサイドを強化できたはずだ。
とレギュラーシーズンでの順位が下のチームに敗れたので、厳しいことを書いてしまったが、馬瓜姉妹、安間は今季大きく成長したと思う。
チームとしても前体制下からガラリとスタイルは変わったが、可能性は示せたと思う。
トリノスHCが来季も務めてくれるものだと思っているが、ディフェンス強化と若手育成が求められる。
来季は何としてもタイトルを獲りたい。
今シーズン本当にお疲れ様でした。
— アイルトン・セナ #日本バスケ一丸 @VAMOS🔥 (@Ante_7_Sena) 2019年2月25日
試合終了後のエブリンの涙は見てて辛かったけど、この悔しさを糧に今後アンテロープスで、日本代表でもう一回り成長した姿を見せてくれると思います。
おじさんに生き甲斐を与えてくださってありがとうございました。 pic.twitter.com/8KTr4v9WlT