21-22シーズンWリーグアーリーエントリー選手発表

今シーズンもこういう時期がやってきましたね。ソハナ選手の衝撃デビューがつい最近のことのように思えますが笑笑

ウインターカップ女子決勝が終わってすぐに発表ということはもっと前々から内定してるわけで、決まり次第発表して欲しいなぁこういう発表スタイルならファンがワクワクできるよう予告制にしてほしいなぁ狸だか狐だか知らないけど情報漏えい対策してよと思うことはありますが、まぁ変わらないでしょう←

 

さて今シーズンの傾向として近年減少傾向にあった高卒が増えたことと留学生の増加。そして山梨で追加エントリーが認められたこと。

高卒はアーリーエントリーでの登録は見送っても来シーズン加入する選手がさらに居るはずで、1人でも多く居てほしいと願っている。留学生選手はソハナ選手やファトー選手の活躍によって他チームも高さ、強さに対抗していく狙いだろうか。単に日本人センターの人材不足かもしれないが、世界基準に近い高さを普段から経験できることはプラスだろう。3点目に関してはプレーヤーファーストで柔軟に対応しており、評価すべき点だ。

 

さて今シーズンアーリーエントリーを活用したのは10チーム。例年通りのENEOSに加えロスター充実のトヨタ自動車も見送った。来シーズンの新卒は無しなのだろうか。また山梨はアーリーエントリーは使わなかったが、前述の通り追加エントリーで大卒選手を迎えている。では各チームごとに少々。

 

#2 PG 田嶋 優希奈 昭和学院高校

#13 PG 木村 亜美 東京医療保健大学

#24 C バイ クンバ ディヤサン 拓殖大学

#26 PF 美口 まつり 安城学園高校

インカレMVPの木村選手、結び付きの強い昭和学院からウインターカップでも活躍した田嶋選手が加入。ガードの競争は激化しそうだ。インサイドには関東大学女子で数多くの個人賞を獲得してきたクンバ選手。ENEOSトヨタ自動車に対抗するための貴重な戦力となりそうだ。

一気に4選手が加わり、ロスターは17人となった。シーズンオフには主力の引退/移籍がありそうだ。

 

#17 C 山下 詩織 白鴎大学

マネージャー 大原 千佳 日本体育大学

栗林選手の負傷が長引いている中で学生バスケ界では日本人屈指のビッグマン山下選手が加入。アウトサイドからのシュート力もある選手で見事なピンポイント補強となった。

 

#0 C ハディ ダフェ 名古屋経済大学

マネージャー 岩崎 日奏 福岡大学

長年チームを支えた選手が引退し、層がやや薄いインサイドに大学2年生のダフェ選手が加入。岐阜女子高では今シーズン途中からメインガードに定着しつつある藤田選手と同級生で、チームにも早期フィットできるのではないか。

 

#10 SG 平下 結貴 桜花学園高校

#18 PG 伊波 美空 桜花学園高校

#30 C オドボ エンデュランス 武庫川女子大学

高校絶対女王から2選手が加入。桜花学園から直接トヨタ紡織は初めてのケースとのことだ。近年は大卒と移籍で強化を図っていたが、東藤選手以来の高卒。両選手とも派手さはないが、スキルが高く勝負強くて競技歴20年くらいかと思うくらい(笑)バスケIQが高い。トヨタ紡織にものすごく合いそうである。

 

#12 SG 鬼塚 彩乃 愛知学泉大学

#27 PF 大原 咲織 早稲田大学

インカレの3位決定戦で対決した2校の選手たちが加入。いずれも堅実でアウトサイドからのシュート力が高く、チームスタイルに合致した選手。ワシントン選手が今季絶望、ダラーメ選手は機動力に難があり、大原選手は即戦力として期待がかかる。

 

#8 C 橋口 樹 山梨学院大学

#22 C パレイ のりこ 東京医療保健大学

手薄なセンターに関東大学女子で下級生の頃から活躍していた実力者が一気に2人加わった。昨シーズンの吉田選手、佐藤選手同様いきなりの大活躍があるかもしれない。個人的には日本人女子にはあまりいない重戦車タイプのパレイ選手に特に期待。

 

  • 東京羽田

#14 PG 樺島 ほたる 筑波大学

本橋選手が本調子ではなく、軸丸選手に負担がかかっているPGに即戦力候補が加わった。桜花学園時代は山本選手(トヨタ自動車)らとしのぎを削り、筑波大でも実力者が揃う中メインガードとして活躍していた。コートネームのタフが似合う攻守に力強いプレーが持ち味だ。

 

  • アイシン

#14 PG 近藤 京 安城学園高校

#21 PF 梅田 彩香 立命館大学

#44 SF 峰晴 寿音 大阪人間科学大学

いずれも既存選手と似たタイプ。シーズンオフには中川色が強まりそうだ。峰晴選手はフィジカルが強く、攻め気もあり、個で戦術となれそうな選手。大阪人間科学大学トヨタ紡織で中川HCとともに仕事をしていた佐々木氏が監督を務めており、髙原選手、梅田選手、峰晴選手は系列の大阪薫英女学院高出身。このラインでの選手獲得が増えていくかもしれない。

 

以下2チームの選手はほぼ知らないのでノーコメントとさせていただきます苦笑

アランマーレ加入の奥村選手は上位チームでも活躍できそうな選手だと思っているが、プレータイムを優先か。2,3年後のステップアップに期待したい。

 

  • 新潟

#15 SG 田村 碧衣 鹿屋体育大学

#36 PF 飯隈 愛理 鹿屋体育大学

#39 SF 矢野 紗也佳 日本体育大学

 

  • アランマーレ秋田

#8 C ニアン ンディ クンバ 日本経済大学

#16 SF 高野 柚希 東京医療保健大学

#25 PF 嘉数 唯 筑波大学

#31 PG 奥村 鈴 大阪体育大学

#55 PF 高橋 悠佳 大阪人間科学大学

 

山梨の追加エントリーには↓のリリースにあるような経緯があるようだ。今後は特例ではなく9月以降も追加が可能なルールにしてほしいものだ。

 

年明けいきなり試合が組まれている。上記選手たちも何人かは出場するだろう。フレッシュな力に注目したい。

 

では皆さま良いお年を〜!