解き放たれたアンテロープス 〜Wリーグ2021-22 プレーオフファイナル game2〜

常に笑顔を絶やさず、試合を楽しんでいるステファニー選手が帰りたいと思ってしまうくらい緊張していたというgame1。あれだけ大きな会場・大観衆の中での試合をするのはおそらく日本女子バスケ史上初。五輪やアジアカップ等を経験してる選手たちでも違う種類の緊張感があったのだろう。

その中で泥臭く戦い続け、モンデーロHCは奇策を打ち、選手たちもその意図を読み取り、コート上で表現。前回記事でも述べた通り2勝の価値がある見事な逆転勝利だった。


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緊張から解き放たれたトヨタ自動車の選手たちはgame2で躍動。立ち上がりから3ptシュートと力強いインサイドアタックから富士通のファールを誘うプレーで的を絞らせない。f:id:antelopes_7_12_23:20220424120127j:image

リズムが悪くなると山本選手と川井選手のツーガードでもテンポアップしたボール回しで崩していった。14点リードでの折り返し。

3Qも10点前後のリードで推移すると4Qでさらにギアアップ。game1からのメンバー固定と宮澤選手、オコエ選手のファールトラブルにより足が動かず、インサイドでも踏ん張れない相手に対して小気味良いボール回しと巧みなスペーシングで攻め立てた。f:id:antelopes_7_12_23:20220424120442j:image

エブリン選手が宮澤選手に1on1を仕掛けてバスケットカウントをもぎ取ると山本選手、ステファニー選手の2ptシュートも決まり、4Q4連続得点。富士通タイムアウトを取るも振り絞る力が残っていなかった。

 


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