Wリーグ2022-23 トヨタ自動車×ENEOS game2

トヨタ自動車vsENEOS

  • game1 70-57
  • game2 68-73

得失点差で上回るトヨタ自動車に勝ち点3が与えられます。

 

…はい負け惜しみですよ、、

 

 

2Q途中まではgame1のコピーみたいな試合。ソハナ選手の負傷交代はあったが、梅沢選手の頑張りにひたすら拍手。出場時間15分まで・連続5分までとか言って申し訳なさすぎる…チームとしての彼女の特長を活かせるバスケが出来たのも大きいですが!あんまり色んなことを求めず、ノーチャージナンチャラエリアだと滅法強い。いわゆるリムプロテクタータイプ、自身の仕事をこなしていく中でノッていけるとダイブからの得点だったりディープツーが決まったりもする。

ただ連続5分までは言い過ぎたが(笑)、ENEOS相手の2連戦2試合目で渡嘉敷選手と戦い続けるのは酷。小笠原選手を使うなら3〜4Qの息継ぎ要員ではなく、12点以上のリードで推移していた1Q残り2分〜2Q残り5分の間でも使って欲しかったな…結果論ではある。サイズを落としてENEOSに主導権握られてしまって一気に5点差とかまで迫られると…って考えたら勇気はいるんだけど、でも小笠原選手としても前半で使ってもらえたか否かで3Qで出た時の入り方って絶対違ってたと思うんですよ。。

このあたりの指揮官としての勝負勘的なところは今後に期待しますか。

 

んで2Q途中まではトヨタ自動車が力を誇示して、「今日も圧勝かぁ、ENEOSトヨタ自動車相手だと修正力ないなぁ」だなんて調子こいてたけど(選手は絶対思ってない)、ソハナ選手負傷・梅木選手もあまり出てこなくて実質6.5人でのローテーションであのインテンシティ高いバスケを続けるのは無理…前半で15点差にと思ってたら逆に9点差にされて、後半はENEOSがディフェンスのギア上げてきて、Ω\ζ°)チーンでした。トヨタ自動車を追い続けて5シーズン目なので、3Q途中でこれは負けかなと思ってしまったし、宮崎選手のカタリナドライブであかんと思って、そのあとの彼女の左コーナーからの3ptシュートがダメ押しって印象です。

 

しかし一昨シーズンのファイナルではおどおどしてて、昨シーズンも出番少なかったのに貫禄すら漂わせてる星選手ホント嫌いって思いました(褒め言葉よ、褒め言葉!)

ゲームコントロール巧みでドライブしたら本橋選手のような華麗なステップインも篠崎さんのようなボディバランスもあって、ディフェンスではエナジー全開で動き回るって感じでもないのにあの山本パイセンを封じるとかめちゃめちゃ日本代表に必要な選手ですやん!来月星選手のために代表合宿やるべきです笑

それから林選手、プレータイム調整こそしてるけどもう全開じゃないですか?!彼女がいることによってスペース広がって中の渋滞解消されて、渡嘉敷選手や長岡選手も活きる。これは困る。。苦笑

 

トヨタ自動車としては開幕週で当たれたことは幸運だった…だってさらに岡本選手もやがて復帰するだろうし3x3で成長を遂げた奥山選手もいるし、今までの方々とは違って色んな選手使う佐久本HC(あれ?オータムカップから中の人変わった?違)だし、銀河系軍団を超越する金河系軍団が誕生してしまいましたねw

 

最後にトヨタ自動車の今後について。

ENEOS戦の1勝1敗という結果には満足している(得失点差で上回ってるしね笑笑)試合後ステファニー選手と長岡選手が熱い抱擁を交わしていたのを見て、選手も一定の手応えとか充実感はあると思ったが、あの戦術・起用法では皇后杯準優勝まで、プレーオフセミファイナルまでしか無理。皇后杯ENEOSと対戦しない、しても準々決勝や準決勝なら勝てるかも?決勝はタイムシェアしない富士通か大一番だと髙田選手、ひまわり選手頼みになるデンソー相手ならチャンスあり?ってのはあるが、来週以降格下との対戦が続くので、コーチも選手も勝負勘を作っていけない面がある。

省エネな戦い方も時に必要だし、ENEOS戦で出番がなかった・ごく僅かだった3選手の育成も必要。来週以降出番はあるだろうが、効果測定はしにくい。その中で年明けのシャンソン化粧品戦ではどんなチームになっているか。

3選手が急成長して昨シーズンを超えるチームになるか、方針転換して主力の疲労度がされ安定はするが爆発的な強さは失われるか、はたまた貫いて崩れるか。

年内は温かく見守っていきたい。