https://go-seahorses.jp/news/170728_02.html
また千葉ジェッツに移籍したギャビン・エドワーズに代わる新外国人獲得も発表された。
https://go-seahorses.jp/news/170728_01.html
余談だが、チアガールの新メンバーも本日発表されている。
もうすぐ8月だが、いよいよ17-18シーズン本格始動といったところか。
さて本題に入る。
まずコーチングスタッフだが、私は昨季レギュラーシーズン最終節の「無気力試合」に相当な不信感が抱いており、指導体制刷新が望ましいと思っていた。
せめてアシスタントコーチに経験ある方を入れてほしかった。
例えば琉球HC→渋谷ACの伊佐氏、滋賀HC→名古屋AHCの遠山氏のような人材を入れ、変化をつけてほしかった。
全スタッフ続投、新スタッフもなしということはクラブがアイシン精機が鈴木体制を全面支持したということだろう。
ならばブースター・ファンもついていこうではないか。
続いてロスター。
チームの顔であった柏木選手、ムードメーカーでもあった長谷川選手、前述のエドワーズ選手に
プレータイムの少なかったマイケル選手、ショーン選手が退団し、以下の12人が揃った。
PG:村上 橋本 狩俣
SG:松井 比江島 加藤
SF:金丸 西川 森川
PF:桜木 オルトン
C:バッツ
期待と不安が入り混じる心境。
PG~SFまでは昨年以上の面々ではないか。
経験豊富でゲームメーク力は国内屈指だと思っている柏木選手の移籍は非常に痛手だが、
スピード抜群の村上選手は三河に新たな武器をもたらしてくれるだろう。
3ptシュートとアグレッシブな守備が持ち味の長谷川選手の代わりとなるシューターは松井選手。
昨年アルバルク東京ではプレータイムに恵まれなかったが、まだまだ錆びつく年齢ではない。
守備面では長谷川選手より劣るかもしれないが、昨年後半成長の跡を示した加藤選手も控えている。
SFには日本代表重点強化選手でもある西川選手が加入。
プレータイム増を求めての移籍希望が報じられていただけに三河加入は驚かされたが、三河としては今オフ最大の補強ではないか。
昨季のFT&3PTの2冠金丸選手の壁は厚いと思うが、フィジカル鍛えて、PFで使えればチームとしても本人としても幅が広がるのだが…
エドワーズ選手に代わるオルトン選手はもうすぐ27歳と日本に来る外国人選手の中では若い部類で、NBAドラフト1巡目指名の経歴がある選手。
プレー動画見る限りでは高さ・強さ・スピード兼ね備えており、アシスト役にもなれて、ジェイアール選手を3番手に回るのではと思うくらい。
同時に1シーズンで退団しないか不安にもなる…
https://www.youtube.com/watch?v=YWbk4MRF5g8
https://www.youtube.com/watch?v=pO1QlLlJCmQ
動画によって体が絞れてる時と太めの時があるように感じる。太りやすい体質なのかもしれない。
とここまで振り返るとものすごく才能ある選手たちが揃ったのだが、不安があるとすれば日本人インサイドプレーヤーが不在なこと。
昨季もマイケル選手、ショーン選手はプレータイムが少なく、インサイドは実質エドワーズ、ジェイアール、バッツの3選手で回していたが、ジェイアール選手のシーズン後半のパフォーマンス低下は否めなかった。
また他クラブの例ではあるが、昨季の名古屋対川崎戦で名古屋・バーレル選手、川崎・スパングラー選手が負傷し、長期離脱を強いられた。
名古屋は西地区2位が固い状況だったが、大黒柱の穴は大きく、CS出場を逃した。対する川崎は永吉らが穴を埋め、レギュラーシーズン最高勝率を記録。
名古屋は今オフ琉球から大宮選手を獲得し、外国人も昨季後半滋賀に加入し、残留プレーオフ回避に大きく貢献したブラッキンズ選手を獲得。
リスクマネージメントを行ったが、三河に昨季の名古屋のようなことが起きたらどうなってしまうのか。西川選手でカバーできるのか。
その懸念がぬぐえない。
100%のチーム編成などほぼ不可能だし、個人的には村上選手、西川選手は以前から好きで、
オルトン選手もプレー動画見る限り千葉やA東京に加入する外国人選手よりも能力高い選手だと感じたので、
今季のシーホース三河には期待している。
昨季のことがあるので、最低でもファイナル進出!
※他クラブの戦力分析はアーリーカップ後に行いたいと思いますが、名古屋、千葉、A東京は近いうちにするかもしれません。