ラマスHC就任後初の試合、東アジア選手権とは比べ物にならないサイズのミスマッチを感じた。
最初の5分見ていたら50点差くらいつけられるのではないかと思わされた。
世界との差を感じさせられた。
ウルグアイの15番は上背だけでなく、体の厚み・幅が半端なく、アイザック・バッツにスピードやアジリティ、プレーエリアの広さをプラスしたような選手で正直日本人では止められない。
でもウルグアイの国際舞台での成績考えると世界ではこのレベルざらにいるんだろなと…
5分で見るのやめたくなるくらい辛かったが、日本の特長も随所に出せていたと思う。
(相手がセーブしたのもあるだろうけど)
ルカ体制では満足なプレータイムを与えられなかった張本選手。
愛知県民の筆者としては彼は推していた。日本人選手の中ではサイズがあり、フィジカルが強く、ロングレンジからのシュートもある能力の高い選手。
使わないなら選ぶなよと思っていたが、ラマスHCは1Qから起用するなど評価しているようだ。
ペネトレイト、パスアウト、オフェンスリバウンド、粘り強いディフェンス。後半は失速してしまったが、2Qは彼の良さが凝縮されていた。
昨季後半クラブで好調を持続していた篠山選手。
2月のイラン戦は選出されず、東アジア選手権は負傷で選出見送りとなり、久々の代表だったが、彼もディフェンスでアピールに成功したのではないか。
今回のメンバーでは唯一の左利きで、その利点を活かしたペネトレイトも時折見せており、アジアカップでは正PGとなるかもしれない。
オフェンスもディフェンスも5人の連動した動きを求めるラマス体制なら富樫選手より篠山選手が重宝される気がする。
竹内公輔選手と太田選手のプレータイムがアンバランスだったが、ラマスHCは公輔選手への評価が低いのだろうか。
ウルグアイ戦の12人でアジアカップに挑むようだが、ラマスHCとしては今日からでも何人かは入れ替えたいだろう。
(公輔選手と譲次選手間違えた可能性もある/笑)
比江島選手は国際舞台で戦うにはスピード、フィジカルに難があるように感じた。必要な選手ではあるが、スターターとしては厳しいかもしれない。
前述の富樫選手や比江島選手を追いやるくらいの選手が出てきてほしい。
(昨日プレータイムゼロで、出場気配もなかった小野選手はおそらくコンディション不良でしょう。ただ彼もプレースタイル考えると今後選ばれるか疑問はあります)
相手のペースダウンもあり、一時は逆転可能かと思わされたが、サイズの違う相手とのマッチアップにより体力を奪われたのだろうか。
フリースロー成功率が低かった。
このあたりはBリーグでの戦いで高めていくしかないのだが、どう高めていけばいいのだろうか。
各クラブオンザコート1-2-1-2が主流で、今回の代表選手でも勝負のかかる4Qではベンチを温める選手が何人かいる。
また張本選手はオン2の時は3番ポジションで起用されるので外国人選手とマッチアップしない。
韓国リーグのように4Qはオン1固定、ホームチームは1-2-1-2、アウェーチームは2-1-1-2にし、外国人選手とのマッチアップ機会を増やすなどリーグ全体で個の能力を上げられるような策が必要ではないか。
最後に現時点で考える筆者の考えるAkatsuki FIVE
PG:篠山 富樫 橋本
SG:馬場 田中 比江島
SF:古川 西川
PF:ブラウン 張本
C:太田 竹内譲
12人目に西川選手を選びましたが、正直ここは適任者が思い浮かばない。
ルカ氏は日本のスタンダードを引き上げてくれたと思うが、ラマスHCとは志向が違うので、誰にでもチャンスはあるでしょう。
P.S.女子代表アジアカップ三連覇おめでとうございます!この流れを男子にも!!