Bリーグ17-18 第6節 琉球対千葉 Game1

速いバスケを志向するチーム同士の対戦、昨季千葉に所属したアームストロングは古巣対戦。

NHKBSでの生中継もあり、好ゲームを期待していたが、正直前半は凡戦だった。

千葉は小野がサイズのミスマッチを突いて、(NHKの実況も言っていた通り)ゴリゴリとポストプレーを仕掛け、琉球のディフェンスを押し下げた。

津山が富樫を封じて、千葉の破壊力ある攻撃は封印できたが、小野への対応に手を焼き、イージーミスを連発してしまった。

また琉球はオフェンスではアームストロングが大ブレーキ。昨季のチームメイトに徹底的に研究されたのだろう。

エドワーズのようなトップオブザキーからのシュートはなければドライブもない。

要はリング下に入り込ませなければ仕事は出来ないので、外に外に追いやられた。

この2点が前半で15点差がついた要因ではないだろうか。

ハーフタイムに佐々HCの檄が飛んだのか後半は岸本、津山を中心に積極的な仕掛けが見られた。

3Q残り6分ほど、千葉が悪い流れの時によく見られる富樫のしょうもないターンオーバーからブラウンが豪快なダンク。

そこからアリーナの雰囲気が一変し、千葉はミスを連発。一気に琉球の流れとなった。

3Qラストでそれまで沈黙気味だった二ノ宮の3ptシュートが決まり、盛り上がりは最高潮。

逆転を予感させる4Qだったが、千葉はディフェンスを修正。

残り8分からは富樫と西村の2ガードにして逃げ切った。

前半は千葉、3Qは琉球の本来の良さが見られた試合だった。

私は昨日アップしたブログで東京、三河、川崎、千葉、琉球を5強と評し、今日の対戦は5強の一角同士の対戦だったが、5強から3強に改めるべきだと感じた。

琉球は分かっていることと言われればそれまでだが、やはり高さで劣ってしまう。

そこの改善としてアームストロングを獲得したが、彼はプレーエリアが狭い。

マーティンの実力は本物だが、外国籍選手として考えるとサイズでは劣る。

ブラウンも日本代表での活動による疲労が出てくるだろう。

渋谷との開幕戦でも完敗したが、日本人ビッグマンのいるチーム相手だとどうしても分が悪くなってしまう。

ただ琉球には進化する余地がある。

まず古川の存在。今日の試合前アップの時間ではシュート練習を行っていたようで合流は間近だろう。

また佐々HC期待の津山は見るたびに成長しており、田代、渡辺も試合に絡めるようになれば厚みは増す。

一方千葉はここからどう上積みしていくのか。

ガフニーはディフェンスでの貢献度が高く、時折豪快なダンクや貴重な3ptを決めるが、正直優勝を目指すチームの外国人としては物足りない。

日本人選手も伸びしろがあるのは原くらいで、実はベテランが多い。

大崩れはしないだろうが、チャンピオンになるイメージがどうしても沸かない。

台風直撃の予報でゲーム2は日曜開催に変更となっている。

今日よりも両チームのらしさが出る試合となってほしい。

そしてこんあ素人の3強予想など吹っ飛ばしてほしい←両チームとも好きなので!