Bリーグ17-18 第9節 三河対横浜 Game2

大黒柱の不調をチームで乗り越え横浜を撃破、シーホース三河が新記録の16連勝(バスケット・カウント)

比江島、橋本のプレータイムを制限しても、桜木が不調でもこのスコアで勝利とは強すぎる三河

大黒柱の不調と言われても誰が大黒柱なのかもはやわからない状態である。

どこからでも誰でも点が取れる。比江島が欠場した大阪戦で大活躍した森川のプレータイムがほとんどないくらいに選手層が厚い。

土日で各選手のプレータイムをうまくコントロールしてもしっかりと連勝している。

横浜もパーマーの離脱は痛いが、サビートがフィットし、途中加入のマクドナルドも存在感を発揮し、決して容易い相手ではなくなってきている。

実際2Q途中までは食い下がったが、佐藤の全く持って不要な抗議でテクニカルファールを取られ、そこから完全に流れが変わってしまった。

登録選手の少ないバスケならないだろうが、サッカーや野球なら干されてもおかしくないくらいに無駄なものだった。

それでは横浜の戦いを参考に来週に迫った大一番のプレビュー的なことを。

まず三河は今季速い展開のバスケを志向しているが、相手に速い展開に持ち込まれると脆い。

特に桜木出場時は攻→守の切り替え(サッカー的に言うとネガティブトランジション)が非常に遅い。

この試合でもリバウンドから素早くブッシュアップして、3ptやミドルを立て続けに決められていた。

また外国出身3選手はいずれも機動力に欠け、彼らの裏のスペースを度々狙われていた。

ペリメーターから裏へ回り込んだ選手への高速パスは有効なパターンだろう。

ディフェンス面では不用意なファールはしないことがまず肝心。

フリースローの成功率も高く、失点を増やすだけだ。

またこれはルカHCは徹底しているが、ヘルプやダブルチームは極力しない。

とにかくシュート力のある選手が多いので、ある程度は割り切ってやらせて、リバウンドやルーズボールを拾い、自分たちのオフェンスチャンスを確実にモノにしていかなければならない。

桜木の不調、バッツは今季のスタイルに適応できていないように感じたが、リーグ戦が1週空く中でコンディションを整え、戦術面の修正もしてくるだろう。

また三河は大一番では並々ならぬモチベーションで臨んでくる。

そこで東京のカギを握るのは竹内ではないか。

帰化選手の桜木を上回るサイズがあり、今季は3ptシュートも好調。

1Qで桜木と竹内どちらが主導権を握れるか。試合を左右するといってもいいだろう。

横浜とのゲーム2では刈谷での最多入場者数を記録したようだが、東京戦も大盛り上がり間違いなしだろう。

今季の三河のホームゲームは非常に雰囲気が良いが、アルバルカーズの皆さんでさらにその雰囲気を高めたい。

そして好ゲームを期待している。

PS.1

始球式を行ったちゅりちゃん、可愛いですね(笑)

フリースロー決まった時の子供のような喜びようはこちらも明るい気分になれました。

できれば現地で見たかった...(笑)

PS.2

Bリーグ記録じゃなくてB1リーグ記録ですよ!!