【選手引退のご報告】
— シーホース三河 (@go_seahorses) 2020年6月3日
この度、19年間弊クラブに在籍しリーグの頂点へ何度も導く原動力として常に第一線で活躍したMr.シーホース #32桜木ジェイアール 選手が2019-20シーズンをもって現役を引退することとなりましたのでご報告いたします。https://t.co/ULvPchjVio#シーホース三河 #Bリーグ pic.twitter.com/NfXbandYc1
Mr.シーホースが現役引退💐
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) 2020年6月3日
三河#32 桜木 ジェイアール
ありがとう!
そしてお疲れ様、JR!@JRSakuragi32 @go_seahorses #Bリーグ pic.twitter.com/sI95I8Suip
Bリーグ・シーホース三河のレジェンドである桜木ジェイアール選手が現役引退を表明した。共にプレーした選手たちから続々と惜別のコメントが寄せられており、それを読むだけでも彼の功績を知ることができるくらいだ。
今後は一部で噂があった通り()WリーグのアイシンAWウィングスでテクニカルアドバイザー(以下TA)を務めることが発表されている。
【桜木選手の就任先について】
— シーホース三河 (@go_seahorses) 2020年6月3日
現役引退となった #桜木ジェイアール 選手が、2020-2021シーズンからWリーグ「アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス」のテクニカルアドバイザーへ就任しましたのでお知らせします。今後も熱い応援をお願いします。https://t.co/Vk8Qm70jgZ#ウィングス#シーホース三河
今後シーホースファン始めBリーグファンがウィングスに注目すること間違いなし。なので今回はウィングスとはどんなチームなのかを紹介していきたい。その前にまずWリーグとはなんぞやってところからいきますね(笑)
12チームで構成されており、うち実業団チームが9つ。これらのチームに所属する選手は基本的に会社と競技に専念する契約を結んでおり、社業には就いていない。専用練習場もあり、環境としては大半のBリーグクラブより良いと思われる。残る3つはクラブチームで、選手はスポンサー企業等での勤務とバスケを両立している。アイシンAWは当然前者である。
その中でJX-ENEOSサンフラワーズが11連覇しており、コロナウィルスの影響に打ち切りとなった19-20シーズンも最高勝率を記録している。要は客観的に見るとつまらないリーグである(泣)
トヨタ自動車アンテロープス、デンソーアイリス、富士通レッドウェーブも外国籍HCの下で実力をつけてきている。18-19シーズンは三菱電機コアラーズがチーム史上初のファイナル進出、19-20シーズンはかつてシャンソン化粧品でいくつものタイトルを獲得してきた中川文一HC率いるトヨタ紡織サンシャインラビッツが躍進するなど絶対女王を止めようと各チーム奮闘している。
全員がWリーガーで構成される日本代表はアジアカップ4連覇、リオデジャネイロ五輪ベスト8進出など結果を残しており、世界でも認められている実力がある。
と簡単にまとめるとWリーグの現状はこのようなところです。
さて本題、アイシンAWウィングスとは。
単刀直入に言って強くはないです(哀)
聖カタリナ学園高を西日本屈指の名門に育て上げた一色建志HCが4シーズン指揮を執った。同校と高校女子バスケ界の超名門・桜花学園高のOGを中心にタレントを揃えたが、一色HCが高校年代とトップカテゴリーの違いに適応できなかったのかチームを引き上げることは出来ず。4シーズンで一度もプレーオフ圏内には入れなかった。
新シーズンはインサイドを支えた2選手が移籍し、さらに苦しい戦いを強いられるかもしれない。横浜桐蔭大から加入したルーキーの#13米谷帆芽(よねやほのか)選手、高卒3年目の185センチ#22三間瑠依(みまるい)選手の成長は欠かせず、桜木TAへの期待も大きい。チームにどの程度関与するのかは現時点では分からないが、実質上のHCでもおかしくないようなコメントを残している。
テクニカルアドバイザーについて | NEWS | ウィングス(女子バスケットボール)|アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
今シーズンより、ウィングスに加入することになりました桜木ジェイアールです。
新しい未来が始まる!ウィングスファミリーの一員として、戦えることを非常に楽しみにしています。
ファンの皆さん、応援よろしくお願いします。
短いコメントから強い意気込みを感じることが出来る。是非とも米谷選手や三間選手を育ててほしいし、このチームの絶対的エースである宮下選手をもう一回り成長させて、日本代表に定着できる選手にしてもらいたい。
そして最も重要なことに触れておかなくてはならない。それは退任した一色HCの後任が決まっていないことだ。それを早く言えと思った方はいるだろう(笑)HC決まってないのにチーム紹介されても...と思った方もいるかもしれない(笑)それはそうだが、情報は鮮度が命と思って、今回このブログを書いている次第である。
就任予定者は決まっているものの来日できない、コーチライセンス講習が完了できていないなどコロナ禍でのハプニングが発生したのだと推測しているが、恵まれた素材を活かせるシェフがやってくることを期待している。
※余談だが、AC3年目を迎える田中真樹さんはウィングスの元選手でパンツスーツ姿が超カッコいいのです。私がウィングスを見始めたキッカケは田中ACですw彼女のバスケ観を広げられるようなHCが来てくれると尚よいです。
最後にチームの主力選手を何名か紹介しておきます。
#18 宮下希保(みやしたきほ) SF
このチームの絶対的エース。赤穂ひまわり選手、馬瓜ステファニー選手ら日本女子バスケ界のゴールデンエイジと称される年代の一員で、2017年にはU19世界選手権に出場し、史上最高の4位の成績を残している。3x3代表でも活躍していたが、昨年11月の国際大会で5人制フル代表デビューを果たした。フィジカルの強さを活かしたドライブからの得点力が持ち味だが、3x3での活動により、アウトサイドからのシュート力も向上してきた選手。
#19 梅木千夏(うめきちなつ) PG
高卒ルーキーとして挑んだ19-20シーズンで3pt女王に輝いた童顔に似つかわぬ積極果敢なプレーが持ち味のPG。日本代表の本橋菜子選手と似たタイプで、得点力が高い選手だが、本橋選手よりも3ptシュートを放っていく印象がある。周りを活かすプレー、相手の急所を突くプレーがもっと出来れば、さらに伸びる選手。桜木TAの経験が還元されることに期待したい。
他にも桜花学園高時代にキャプテンを務めた遠藤桐選手、宮下選手とともにU19世界選手権に出場した高原春季選手、江良萌香選手などなど本当にタレント豊富で、近年の成績が信じられないくらいだが、インサイドの穴が埋まれば三菱電機、トヨタ紡織のような躍進も充分可能なチームである。
選手一覧 | メンバー | ウィングス(女子バスケットボール)|アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
ちなみに20-21シーズンは下記のように12試合愛知県で観られる(予定)
19-20シーズンと同様だとトヨタ戦はB1開幕前、日立ハイテク戦は代表戦開催のためB1の試合はないはず。
— ゆうちゃん (@y_e_k_o) 2020年6月3日
是非桜木さんを観に行きましょ〜#バスケ日本一丸 https://t.co/sbhkLIpFYz
何卒よろしくお願いします。HC決まってないですが←