大会:【レポート更新】🏆#天皇杯 #皇后杯 #全日本バスケ🏆
— 日本バスケットボール協会(JBA) (@JAPANBASKETBALL) 2018年1月4日
🔥真の日本一決定戦🔥
🏀大会1日目 男子準々決勝 京都、千葉、三河、川崎がベスト4進出‼昨年王者の千葉ジェッツが白星発進🙌✨
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旧リーグ時代にbj一筋で戦っていたクラブの天皇杯制覇を期待している。
三河は先週のリーグ戦での調整試合があったので、正直川崎に勝ち上がってもらいたい気持ちが強い。
しかし12月のリーグ戦や準々決勝を見る限り、千葉対三河の決勝になるのではないかと予想する。
このあと詳述していきたい。
京都は12月のリーグ戦で三河に真っ向勝負を挑んで、1勝を挙げ、西地区首位の琉球にもアウェーで勝利している。
半面三遠に大差負け、大阪に完敗した試合もあり、やや安定感に欠ける。
特長は何と言ってもインサイドのサイズで、永吉を3番で起用したり、マブンガを1番で起用したり、バリエーションも豊富だ。
千葉はこの高さにはてこずるだろう。
またここ数試合は岡田、内海らシューター陣も好調で、高得点で勝利した試合も多い。
一方の千葉は激しいディフェンスと速いオフェンスが持ち味だ。
リーグ戦での負傷で富樫が離脱中だが、かえってボールがよく回り、また彼に依存せず、全員で点を取りに行く姿勢も感じられた。
怪我の功名状態になっているのが準々決勝での千葉だった。
また千葉の強みは3番ポジションで圧倒的なミスマッチを作れることだ。
京都は永吉が3番でコートに立つこともあるが、それはオン2の時の話であり、オン1の時は晴山とのマッチアップとなる。
これは分が悪く、小野はアシストも出来る選手であるため、京都は厳しい展開を強いられるだろう。
また京都は千葉と比べPGの経験値で劣り、2,3番の選手はベテランも多く、千葉のトランジションオフェンスに対応するのは難しいとみる。
リーグ戦での異なる地区に属する両チームでありながら既に4回対戦しており、千葉が3勝している。
一発勝負の天皇杯で京都が奇策を仕掛け、アップセットを演じる可能性は十分にある。
千葉も富樫不在はオフェンスが行き詰まった時の拠りどころがなく厳しい面はある。
しかし地力で上回るのは千葉で、決勝に進出すると予想する。
三河は開幕戦で完敗したものの、その後16連勝。
しかし12月は11試合で5敗を喫した。
バスケットIQの高い選手の集まりで、ハイレベルのオフェンスを披露していたが、ディフェンスを修正できなかったツケを12月に払わされた形となってしまった。
私も観戦した12/30の名古屋戦ではルーズなディフェンスを度々目撃したが、その翌日の試合と天皇杯準々決勝ではある程度の修正は図られていたように思う。
川崎は6連勝で年内のリーグ戦を終えるなど現在B1で一番好調なチームと言っても過言ではないだろう。
ホームで渋谷に連敗を喫するなど苦しい序盤戦だったが、ハイスコアゲームの末敗れた三河との11節Game1が転機となったのではないか。
Game2では三河相手に不利となるオン1の時間帯で鎌田が桜木をシャットアウトし、自信をつけ、その後の試合でも活躍している。
チーム全体のディフェンスも安定し始めた。
オフェンスでは昨季怪我に苦しみ、今季も序盤戦はパフォーマンスの悪かった辻が絶好調。
長谷川、藤井ら脇を支える面々も好調で、充実しているチームだ。
経営権譲渡により親会社東芝として戦う最後の天皇杯というモチベーションもある。
優勝への熱い思いが滲み出ていました。天皇杯奪取へ、まずは長年のライバル三河との準決勝に挑みます!|『東芝』として挑む最後の天皇杯、三河戦を前に篠山竜青「有終の美で終わりたい」https://t.co/4W0KFFWJ9i pic.twitter.com/kZ84OH3qPk
— バスケット・カウント (@basket_count) 2018年1月5日それらを踏まえても三河が有利とみている。
三河のディフェンスは修正されたといっても橋本を中心にメンタルの立て直しとリバウンドを確実に拾うというチームの基本精神の徹底を再度しただけという感はある。
しかし川崎のディフェンスも堅固といえるほどではなく、一発勝負といえどある程度打ち合いになると予想している。
金丸、辻がカギになってくると思うが、彼ら以外でスコアリング能力の高い選手が三河の方に多く、三河が打ち勝つのではないか。
川崎は桜木とマッチアップするであろう鎌田、デービスの踏ん張りから勝機を見出したいところだ。
旧NBLや代表戦、昨季の公式戦では使われていなかった国内最大規模のさいたまスーパーアリーナでの開催、準々決勝のAbema TVでの配信で既存ファンは盛り上がっている印象だが、もっと多くの方に見てもらいたい。
準決勝はNHK BS、決勝はNHKEテレでの中継もある。
よりバスケの魅力が伝わる機会となることを願って、このプレビューを締めたい。