開幕週なので他の試合についても触れておきたい。
私が見たのは1戦目で、そこでの印象について記していきます。
トップリーグ参戦初となる開幕戦勝利を飾った #山梨クィーンビーズ の改革
— BasketballSpirits (@BBSpirits) October 7, 2019
この1勝は応援のおかげです 2012年からWリーグが1リーグ制になり、自動昇格した山梨クィーンビーズは5シーズンをトップリーグで戦って来た(※2014年から2年間は関東実業団…… #Wリーグhttps://t.co/1h14frrlaP
記事にもあるように山梨の開幕戦に懸ける意気込みが凄まじかった。
その中で両チーム合わせてトップスコアラーとなった#74水野選手の活躍は圧巻。
昨季のトヨタ自動車戦でも活躍し、素晴らしい選手だと思っていただけにこの活躍は非常に嬉しい(苦笑)
羽田はスピードのある選手を揃え、アップテンポなバスケを展開しているが、代表帰りの本橋選手に負担がかかりすぎていたのではないか。
本橋選手の負担を軽減できるだけにPGの台頭が課題だろう。
🏀Wリーグ 開幕週🏀 試合終了
— バスケットLIVE (@BASKETLIVE_JP) October 4, 2019
JX-ENEOS 56 - 61 富士通
富士通 開幕の大激戦を制す🎉#篠崎澪 が勝利のジャンパーを決める‼️
ドライブもスリーも素晴らしいパフォーマンス👀#LOVED なプレー満載でした✨#Wリーグ #ソフトバンク・ワイモバイルなら見放題@Fujitsu_Basket @wjbl_official
【第21回Wリーグ】レギュラーシーズン ・X-ENEOS第1戦のゲームレポート公開しました❗️https://t.co/DLwSOKzeQd#富士通レッドウェーブ #Fujitsu #Redwave #WJBL #Wリーグ pic.twitter.com/p9x4iSp9Ea
— 富士通レッドウェーブ (@Fujitsu_Basket) October 5, 2019
富士通が自分たちのやりたいバスケを完遂した試合だった。
昨季は町田選手への依存度が高かったが、松本選手が成長の跡を見せた。
内尾選手、オコエ選手がのびのびとプレーし、ルーキーの田中選手もWリーグで充分通用する選手であることを証明した。
その若手選手を下支えしたのが内野選手、山本選手。
そして何より篠崎選手のパフォーマンスは圧巻だった。
3x3の効果が一番出ている選手ではないかと思う。
JX-ENEOSはHCの手腕に疑問符。
代表選手が多い・ルーキーが多い・怪我人も多いという苦しい台所事情は理解できるが、中村選手や大沼選手、林選手といった実力者(林選手はアジアカップでも活躍した実力者の枠を飛び越えた選手)を信頼して使うことは出来なかったのか。
さらにいえば奥山選手もほぼ使わないのなら、夏も3x3代表の活動に参加させて欲しかったと個人的には思ってしまう。
兎にも角にも宮澤選手、渡嘉敷選手の酷使は見てて辛かった。
とは言っても2戦目では巻き返し快勝している。
ルーキー高田選手には期待できそうで、優勝候補筆頭であることは間違いないだろうが、打倒JXの一番手は富士通ではないかと思わされた開幕週だった。
〇三菱電機コアラーズ×シャンソン化粧品 シャンソンVマジック
三菱電機は12チームで唯一新加入選手が居なかった。
風間選手が引退し、若手のレベルアップが課題だが、7月のウィリアム・ジョーンズカップでは過密日程の中で全勝優勝するなど成果は上がっているかと思っていた。
インサイドは西岡選手の不在を感じさせない層の厚さだが、バックコート陣には一抹の不安が残る。
特に川井選手のプレータイムの長さ、今季は早い段階で代表候補から外れてしまった根本選手の不調が気になる。
根本選手の復調、見崎選手の安定感アップが欠かせない。
年明けにアーリーエントリーで即戦力PGを獲得し、渡邉選手をSGに固定できれば鬼に金棒だ。
シャンソンは恒例になってしまっているロスターの大幅入れ替わりが今年も起こった。
移籍加入選手はいるもののWリーグでの実績が乏しい選手たちだったが、戦えるチームには仕上がっている。
特に高卒2年目石川選手に覚醒の予感がした。
昨季はWリーグのチームに属していなかった元トヨタ自動車の坂田選手にも期待だ。
🏀#Wリーグ 第1週🏀
— バスケットLIVE (@BASKETLIVE_JP) October 5, 2019
デンソー 75-56 日立ハイテク #笠置晴菜 のバウンズパスから#赤穂ひまわり ‼️
赤穂選手
本日16得点14リバウンド
ダブルダブルの活躍です#LOVED#ソフトバンク・ワイモバイルなら見放題@IRIS_DENSO @wjbl_official
女子セルビア代表ACを兼任するヴクサノビッチ新HCを迎えたデンソー。
アジアカップの疲れを微塵も見せない髙田選手、ひまわり選手とさくら選手の高さ・強さを活かしたインサイド主体のオフェンスは小嶋前HC時代からの変化は感じさせなかったが、ディフェンス、選手起用では色を見せた。
ペイントエリアにボールを配給させない前からのアグレッシブなディフェンスでリズムを作った。
稲井選手が欠場した中でPGは田村選手と昨季はほとんどプレータイムがなかった笠置選手でシェア。
それぞれが持ち味を発揮した。
篠原選手、畠中選手らの活躍も見られ、ゼロベースで選手の見極めをしてきた様子が伺えた。
今後オフェンスにどう色をつけていくか注目していきたい。
日立ハイテクはロスターの入れ替えがほぼなく、チームスタイルも確立されており、昨季からどれだけベースアップ出来るかにかかっている。
多くの選手を起用し、全員バスケで戦うチームには魅力を感じるが、決定力不足・得点力不足な感は否めない。
日本代表ホーバスHCも注目する北村選手にはエース格の働きを期待したい。
また新加入曽我部選手のディフェンス力は魅力で、そこからの速くシンプルなオフェンスを増やしていきたいところか。
このカードのみ唯一見ていないが、宮下選手のプレータイムが長く(2戦目に至ってはフル出場)、得点も彼女に偏っているスタッツを見て、アイシンAWの戦い方は容易に想像できる…(泣)
明日も明後日もWリーグの試合が組まれているので、とりあえず今から見てみようと思います(笑)
それでは4月までWリーグ19-20シーズンを楽しんでいきましょう。