2カードとも2戦で決着した。前評判通りの結果となった。シーズンを通してチームとして積み上げてきたことを表現する場がプレーオフ。その差は小さいようで大きいと感じた。
トヨタ自動車○61-58●富士通
富士通はディフェンスの圧を40分維持した。game1ではトヨタ自動車がオフェンスリバウンドを取りまくったが、ボックスアウトを徹底した。それでもトヨタ自動車が制圧した。デカいは正義。
オフェンスでも屈強なインサイド陣とのフィジカルコンタクトを厭わず、アタックしたが、篠崎選手頼みは否めなかった。
🏀#Wリーグ プレーオフSF🏀#トヨタ自動車 🆚 #富士通
— バスケットLIVE (@BASKETLIVE_JP) 2021年3月15日
2Q終了間際に輝いたのは #篠崎澪 ✨
ドライブ&アシストで同点に追いつき後半へ
前半終了 トヨタ自動車 29 - 29 富士通#踏み出せ#ソフトバンク・ワイモバイルなら見放題@wjbl_official
🏀#Wリーグ プレーオフSF🏀#トヨタ自動車 🆚 #富士通#篠崎澪 4Qもキレッキレ💨
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倒れこみながらアクロバティックに決めたっ‼️#踏み出せ#ソフトバンク・ワイモバイルなら見放題@wjbl_official
そして3ptシュート。トヨタ自動車の成功率が高いとは言えないが、ここぞの場面では確実に沈めてきた。game1で無得点に終わった三好選手も3pt2本を含む8pt。サイズで劣る富士通が3ptシュート5/24では得点は伸びない。オコエ選手がポップして放つ以外の形が少なすぎた。
富士通がディフェンスで粘り、ロースコアの接戦で終盤まで進んでいったが、勝負を分けたのはPGか。安間選手、山本選手の2人がそれぞれクォーター終わりやクラッチタイ厶で重要な仕事を果たしたトヨタ自動車と町田選手が実質フル出場だった富士通。ここがチームとしての積み上げてきたことの中で最大の差か。
🏀#Wリーグ プレーオフSF🏀#トヨタ自動車 61 - 58 #富士通
— バスケットLIVE (@BASKETLIVE_JP) 2021年3月15日
富士通の猛追を凌いだトヨタ自動車が
20日から行われるファイナルに進出🎉#踏み出せ#ソフトバンク・ワイモバイルなら見放題@wjbl_official
岡田選手の負傷は痛手だった。私も見たかったです(聞いてない)ただ星田選手がシーズン最後までフィット出来なかったのはなぜか?山梨での実績がある選手なので数合わせで獲得したわけではないはずだ。このあたりはチームとして今後のためにも分析してもらいたい。また谷口選手のPGを試すこともなく、リスクマネージメントが不十分だったように思う。
チームに対して厳しい言葉を並べてしまったが、今季の富士通は世代交代期。栗林選手の離脱も痛かった。ここ数年大卒の有望選手を獲得し続けており、ポテンシャルは高いと思う。3,4番ポジションの得点力不足が否めなかっただけに奥選手、渡邊選手の台頭に期待。ビッグセンターを補強し(もしくは栗林選手の復活)、田中選手、藤本選手を4番ポジションで起用できればバランスも良くなる。この負けを糧にしてほしい。
ENEOS○69-67●デンソー
勝ち慣れている・勝ちしか許されないENEOSとENEOSから勝利する方法を知らなかったデンソー。正直なところこれが全てだが、語ります(笑)
ENEOSはツインタワー不在により全選手がアタックする意識が高い。絶対的な存在が居ないことが良い方向に働いている。特に林選手、石原選手の貢献度が高い。両選手とも皇后杯は欠場し、2月の試合でも調子は良くなさそうだったが、プレーオフに聖衆を合わせてきた。特に石原選手は2月とは別人の如くキレのある動きを見せている。宮澤選手はSF2戦ともベンチスタートでgame2では無得点に終わるなどいかにもコンディションは悪そうで休むべきだと思うが、その状態でもディフェンスとリバウンドで力となっている。宮崎選手、岡本選手の起用法含めて疑問はあるが、気持ちの強さは他のチームの選手とはレベルが違うのだろう。
デンソーは髙田選手、本川選手依存になってしまった。今季主将に就任しリーダーシップを発揮していた稲井選手も大一番では束ね切れなかった。勝負所で決め切れなかった。安間選手のビッグショットを見たあとだっただけに期待した…マルコビッチHCもベンチメンバーを信頼して送り出せず、スタメン全員が30分以上出場し、ベンチptはわずか2。
忍耐力勝負ではENEOSが2枚も3枚も上。スコア以上に高い壁を感じたが、チームは着実に進化している。ロスター編成としては年齢もポジションもバランスが良い。あとはベンチメンバーがレベルアップして、コーチが大一番でも信頼して送り出すだけ。さらに言えば2番ポジション以外ここ数シーズン固定されている(2番も今シーズンは本川選手固定)スタメンの牙城を崩す選手が出てきてほしい。そして一度ENEOSに勝つ。前回ここで連敗したら10年勝てないと言ったが、今季はマルコビッチHCの合流が遅れたというエクスキューズがある。来季こそ高い壁を越えたい。
中4日で迎えるファイナル。トヨタ自動車にエクスキューズは一切存在しない。バスケの質、選手層等々優勝経験以外は全て上。これは贔屓目なしに断言できる。ツインタワーを欠くENEOSであればスウィープで優勝。これしか期待していない。だからといって気負いすぎず、中・外バランス良く自分たちが積み上げてきたことを40分×2試合遂行するのみ。怖いのはインサイドゴリゴリアタックからのターンオーバーとベンチテクニカルだけだ。
そして来シーズンさらなる進化を遂げてツインタワーが復活した相手にしても連覇。これでようやく歴史が変わる大一歩。
その序章となるファイナル2試合、3試合ではなく2試合。楽しみでならない!!
/#ファイナル へ!
— NHKスポーツ (@nhk_sports) 2021年3月15日
\#Wリーグ #プレーオフ
セミファイナルは#トヨタ自動車アンテロープス#ENEOSサンフラワーズ が
2連勝でファイナル進出!
ファイナルも全試合生中継!
第1戦 #BS1 102ch 20日(土) 午後6時#バスケ の放送予定はhttps://t.co/ctaaEZOWIA#こころは近くに#熱血バスケNHK pic.twitter.com/B9yKgJM5J0